よーし、わかった。縛っちゃうからね!

「よーし、わかった。縛っちゃうからね!」
踵に乗った迫力の尻が、重たげに左右にくねる。
「しっかりお願い、ね」
尚樹は赤い縄を受け取り、重ねた手首に巻きつけていく。すぐに予想した以上に難しいことがわかった。もたもたする尚樹に、彩海が首を曲げて声をかけてくる。