彩海は本物の犬のように背中を曲げては伸ばし、四つん這いの身体をほぐすと、尻を高く掲げた

それまで普通に立っていた彩海が、自分から床に両手と両膝をついた。身体の動きに合わせて、真紅のエナメルの表面がぬらぬらと蠢き、裸体の表面に赤い粘液が流れているように見える。床の上にも、赤い反射光が投影されて、ゆらゆらと動いた。
彩海は本物の犬のように背中を曲げては伸ばし、四つん這いの身体をほぐすと、尻を高く掲げた。伸縮性のないレザーのボディスーツが、大きな尻たぶに食いこみ、キュッキュッと鳴る。白と赤に色分けされた尻を左右に揺らし、存在しないしっぽをふってみせた。