半ば呆然としている俊輔の上唇が、上下の朱唇に挟まれ、優しく引っ張られる

半ば呆然としている俊輔の上唇が、上下の朱唇に挟まれ、優しく引っ張られる。ぷるっと揺れたのを薄い舌でくすぐられ、今度は下唇が挟み取られた。
「むふん、ちゅちゅっ……どうかしら?私の唇……むちゅちゅっ、はふん……」
甘いです……ぷちゅちゅっ……それにぽてぽてっとたまらないやわらかさで、温かいし……ぶちゅちゅちゅっ……」
濡れたような瞳がニコリとすると、俊輔の顎にチュッと唇があてられた。しかもその間、一刻たりとも手指は肉茎を離れようとしない。やさしい握りしめに刺激され、背筋をびりびりと悦楽が走り続けていた。
「ねえ、今度は、唇を開いてみて……」
促されるままに開かれた唇の間に、朱舌が挿し込まれた。口腔の中で、舌と舌が出合い、互いを擦り付けるように絡めあう。
「ぶちゅるる、くちゅちゅっ…むふん、はふう……俊輔くんの……お口の中……熱ぅい……じゅちゅちゅ、ぴちゅちゅるる…」
一度離れて、息継ぎをしてから、また唇を重ね合わせる。今度は、俊輔が深佳の口腔に侵入を果たした。俊輔の唾液が口の中に溜まったのを、躊躇いなく深佳は嚥下してくれる。