絶望的なほどに魅力に満ちた胸元は、その淑やかな様子に似合わず、ずっしりと思いマスクメロンが二つ吊るされているようなボリュームなのだ

俊輔は、あわてて目を瞑った。けれど、一度覗き見たその悩殺フォルムは、瞼の裏にしっかりと焼きつき、容易に消え去ろうとしない。
絶望的なほどに魅力に満ちた胸元は、その淑やかな様子に似合わず、ずっしりと思いマスクメロンが二つ吊るされているようなボリュームなのだ。
(ああ、だめだ。タオルビキニ、もう一度見たい。ちょっとだけ……)
俊輔は申し訳なさそうに、片目だけ開けて、寧々の悩ましい姿を盗み見た。
すると、神様がうれしい奇跡を起こしてくれた。
寧々の胸元を覆うにはあまりに小さすぎるタオルビキニが、一生懸命さが災いして、はらりと落ちてしまったのだ。