裂けたスパッツから剥きだしになっているTバックの尻を必死の形相で押さえる比佐子の姿があった

「あ、あの、悪いけど、今日だけは本当に……だから……あっ、ねっ、ちょっと待ってっ。駄目っ。あっ、イヤあああっ!」
ジムにいた約三十人の会員やスタッフは突然の叫びを聞き、一斉に比佐子へ目を向ける。ジムにこの日二度目のどよめきが起こった。
「見ないでっ」
彼らの視線の先には、裂けたスパッツから剥きだしになっているTバックの尻を必死の形相で押さえる比佐子の姿があった。両手で隠しきれない裂け目から特大の巨尻がはみだしている。Tバックの深紅は網膜に焼きつくほど鮮烈だ。
「ご、ごめんなさいっ」
床にずり落ちたスポーツタオルを、比佐子は涙目になりながら拾いあげて尻に当てると、小走りにジムから去っていった。