と、魔手がパンティをかいくぐり、下草を掻きわけている

突如、ジーンッと虫の飛んでいるのにも似た微音がうっすらと聞こえてきた。と、魔手がパンティをかいくぐり、下草を掻きわけている。また牝芯をいじられる、と身を固くする間もなく、比佐子は瞬悦に叫んでいた。
「あ、イヤあああっ!」
なにかが牝芯を猛烈に弾いたのだ。瞬悦が去ったあとも両膝がガクガク震えている。
「どうだ。効くだろう」
「な、なにをしたのっ」
奥寺が示したのは、ピンク色をした細長い物体である。長さ七、八センチで、カプセルの形をしている。それは奥寺の手のなかで、絶えず小刻みに振動していた。
「こんなの旦那は使ってくれないのかい。ローターだよ。大人のオモチャだよ。意外に貧しい性生活なんだな。あはははっ……」
「大人のオモチャ……」
呆然とする比佐子を嘲笑うかのように、奥寺が再びそれを陰部に忍ばせていく。