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なにも考えまいと念じつつ、Tバックの巨尻を完璧にさらけだした。

鳴瀬夏巳

「イヤッ。イヤよっ。アダルトビデオなんてイヤああっ」
比佐子は尻を振って哀願する。けれどスパッツを脱ぐ手はとめることを許されない。死ぬ思いで剥きおろしていく。途中、背後で口笛が鳴った。なにも考えまいと念じつつ、Tバックの巨尻を完璧にさらけだした。
「あ、ああっ……。これでっ……これで許してっ……あああっ!……」
比佐子は力尽き、テーブル上でがっくりと前のめりになった。期せずして四つん這いになってしまう。
「石原比佐子がスパッツの下にTバックとはな。おい、恥ずかしくねえのか。ジムで言いふらしてやろうか」
「言わないでっ。言わないでっ」
四つん這いの尻を振り立てて哀願するが、川添が追い打ちをかけた。

出典:~人妻【裏肉奴隷】 (フランス書院文庫)

著者: 鳴瀬夏巳

人妻【裏肉奴隷】 (フランス書院文庫)

白昼のスポーツクラブは、濃厚なフェロモンに満ちていた。コスチュームから溢れるヒップが眩しい人妻たち。熟れすぎた美臀が命取りになるとは、知る由もない。初めて、屈辱的な体位で嬲られる比佐子、珠実、理香……。哀れなはずなのに、快楽に溺れてしまう身体が呪わしい。五人の妻に隠された、「裏の顔」を露わにする悦び!