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健太は顔に三十路半ばの女の股間を押しつけられながら、必死に頭を振り、「ああ、夢、みたい……」と

小鳥遊葵

健太は義母の名を耳にし、あきらかにうろたえていた。と同時に、訝しげに見上げてくる健太が愛しくなり、留美子は健太の後頭部に両手を回すと、間近に見えているはずの股間を、健太の顔に押しつけていた。
「シャワーでだいぶ汚れは落ちたはずだけれど、でも、少し、匂うかしら……。今日は祭りでだいぶ汗掻いちゃったから……」
健太は顔に三十路半ばの女の股間を押しつけられながら、必死に頭を振り、「ああ、夢、みたい……」と譫言のように、くぐもった声を留美子の局部に響かせる。
(あうん、健太くんの息が、おサネに吹きかかるぅ……)
その刺激は尋常ではなかった。膝が崩れ落ちそうな愉悦に、留美子は辛うじて堪えていた。

出典:~熟女のやさしい筆おろし (フランス書院文庫)

著者: 小鳥遊葵

熟女のやさしい筆おろし

「じっとしてて……これは大人になる儀式だから」少年のズボンからたくましい肉茎を引き出す美熟女。絡まる指先、深々と呑み込む唇、顎を伝う雫……祭りの夜、年上の女が若者の筆おろしをする島の風習。教え導くはずが、性の愉悦に溺れていく35歳。留美子、咲枝、由美……海の女は淫らで美しい。