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左手を肉棒に絡ませた状態で爪先立ち、右手を健太の首に巻き付けて、唇を求めていく

小鳥遊葵

「まぁ、健太くんったら……。恥ずかしいでしょう、そんなこと……」
留美子はそう言いつつ、肉棒を手にしたままに立ち上がる。左手を肉棒に絡ませた状態で爪先立ち、右手を健太の首に巻き付けて、唇を求めていく。
(この子、学習能力が高いわ……)
唇を押しつけただけで、留美子の思いを察し、健太は口を開くと、吸い込むように留美子の舌を口中に迎え入れていた。
(ああ、硬くて、熱いのが、肌にめり込みそう……)
密着し、舌を絡め合うことでより刺激された肉棒が、容積を増し、ぐいぐいと留美子のやわ肌を刺激してくる。激しく脈打っていた。留美子は舌の表面全体を擦り合わせるようなキスを強要していた。

出典:~熟女のやさしい筆おろし (フランス書院文庫)

著者: 小鳥遊葵

熟女のやさしい筆おろし

「じっとしてて……これは大人になる儀式だから」少年のズボンからたくましい肉茎を引き出す美熟女。絡まる指先、深々と呑み込む唇、顎を伝う雫……祭りの夜、年上の女が若者の筆おろしをする島の風習。教え導くはずが、性の愉悦に溺れていく35歳。留美子、咲枝、由美……海の女は淫らで美しい。