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ママのお指やお口で、悦んで、健太ちゃん……

小鳥遊葵

(健太ちゃん、ママ、いま、行くわね……。でもママは、健太ちゃんと交わることはできないの。健太ちゃんもそうよ……。だって、母と子なのですもの……。だから、健太ちゃんも、ママと交わってはいけないの……。ごめんなさい、健太ちゃん……。でもママ、それ以外のことで、今夜はあなたに奉仕する……。ママのお指やお口で、悦んで、健太ちゃん……)
立ち上がった瞬間、思い浮かべた、留美子が健太の肉棒を頬張っている光景に嫉妬した由美は、禁忌な交わりだけは避け、留美子以上の熱意で肉棒を愛すことで、健太の昂ぶりを散らせようと思い立つ。
(ああ、私……。こんなにも疼くのは、久しぶり……)
二階にある健太の部屋までの階段をのぼりながら、むっちりとした太ももが擦れ合うたびに湧いてくる淫蜜の多さにたじろいでいた。自室前に来ると、再び躊躇を促す、理性が発する声が聞こえた。

出典:~熟女のやさしい筆おろし (フランス書院文庫)

著者: 小鳥遊葵

熟女のやさしい筆おろし

「じっとしてて……これは大人になる儀式だから」少年のズボンからたくましい肉茎を引き出す美熟女。絡まる指先、深々と呑み込む唇、顎を伝う雫……祭りの夜、年上の女が若者の筆おろしをする島の風習。教え導くはずが、性の愉悦に溺れていく35歳。留美子、咲枝、由美……海の女は淫らで美しい。