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すでにパンティは尻の下方まで引き下げられ、前側も淫毛が顔を出していた

小鳥遊葵

肉乳から離れた唇が下方に滑る。
「健太ちゃん、あなた、何をしようと……」
「だってママ、サマーセーターは脱いだけれど、まだスカートや下着、そのままだから……」
「あひぃっ、お願い……。ねぇ、灯り、少し、ううん、消して……。ママ、こんなにも明るいところでは、恥ずかし過ぎる……」
「だって、それじゃ、せっかくのママの裸、見えなくなるから……」
何度も閉じようとする義母の太ももを両膝で開き、健太は由美の開いた両足の間に膝をつき、スカートのホックを外しにかかる。
「ママ、さっき背中を撓らせ、脱ぎやすくしてくれたように、少しお尻を上げて」
「ああ、どうしても、ママの恥ずかしい姿、見ようと言うのね……」
「そうだよ。だって、ママは僕の恥ずかしい全裸……全部見ているんだから……」
「健太ちゃんはいいのよ」
由美は意を決して、健太に協力するような形で、尻を上げていた。すかさず、健太の指先が、スカートのホックを外す。
「ああ、ママ……ママのおま×この匂いが立ち上ってくる……」
「だめっ……ああっ、そんなこと言っちゃ、だめ……」
言葉責めにより、由美はさらに昂ぶり、自らタイトなスカートを脱ぎたくなる。下半身が無意識に蠢く。肉棒が激しく撓っていた。目が惹きつけられる。
喰い入るように健太の肉棒を見つめて思うのは、私もやはり、可能なら、健太ちゃんを進んで体の奥まで迎え、最後の一滴まで、気持ちよく射精させてあげたい、という願望に他ならなかった。
「ママ、スカート、脱がせるからね」
「ええ、分かったわ……健太ちゃんの手で、ママのスカート脱がせてちょうだい」
健太の手が忙しなく動く。スカートが尻朶を通過する。
(あっ……健太ちゃん……)
由美は踝あたりまでスカートを降ろされて、思わず、顔のすぐ傍にある、健太の精液にまみれている、使い古しの自分のパンティを握り締めていた。
(ああ、私のパンティ……。健太ちゃんのミルクがいっぱい、滲んでる……)
匂いの生々しさに恍惚となる。由美は完全にスカートを脱がされ、薄いパンティ一枚だけの痴態を盛んに蠢かしながら、健太の体液が幾層にも染みついている、盗まれた自分のパンティを凝視したままだった。
「ママの体、とても綺麗だ……。ママ、僕、これも脱がせちゃうね……」
健太の指がパンティに触れる。
「はぅっ……ああ、健太ちゃん、どうしても、ママのパンティ、脱がせようとするのね……」
「そうだよ。僕、ママのおま×こ見ることを、ずっと、夢見ていたのだから……」
「ああん、そんなこと、そんな卑猥なこと、言わないで……。でも、ママのそこ見て、健太ちゃん、約束破るような気持ちになっちゃ、だめよ。ママと健太ちゃんは、セックスしちゃ、いけないのだから……。それに……」
「それに、何、ママ……」
「それに、ママのパンティの中、とても恥ずかしい状態になってるの……。だから、笑わないでね、健太ちゃん……。ああ、ママを、浅ましい女だと、はぁ……思わないで……」
もうぐっしょりと濡れているのが分かる。太ももをすり合わせただけで、多量の淫蜜により、ぬるぬる感が伝わってくる。
「ま、ママ……僕、早く、ママのおま×こ、見たい……」
パンティの上部に触れていた健太の指に力が加わる。これも留美子が教えたのだろうか。健太はパンティを尻側から捲り、器用に脱がせはじめていた。
(ああ、健太ちゃんに、女のもっとも恥ずかしいところを見られる……)
もう時間の問題だった。顔が異様に火照ってくる。と同時に、もうすぐあからさまになる、淫裂周辺が熱を帯び、それにより、新たな淫蜜が濃厚なフェロモン臭を漂わせながら、噴出してくる。
「ああ、見ないで、健太ちゃん……」
すでにパンティは尻の下方まで引き下げられ、前側も淫毛が顔を出していた。辛うじて割れ目はまだ覆われているものの、軽く指が触れればすべてが露わになる状態だった。
(ああ、なんて子なの、健太ちゃんは……。初体験から一夜明けたばかりなのに、私を焦らそうとしている……)
薄目を開けて、健太を窺う。健太は尻まで下げたパンティに指を絡めながら、もう少しで全容がのぞける淫裂の形状を、辛うじて覆っている薄いパンティの生地越しに想像しているような目をしていた。
「ああん、健太ちゃん、そんなに、見ないで……」
健太の思惑に屈したように、由美は唆すように腰を前後に振る。そのとき不意に、健太の手がパンティの前部にかかり、一気に引き下ろされていた。
「はひぃん……あぅっ、健太ちゃんったら……」
由美は完全に露出された下半身を隠すように腰を捩じろうとした。だが、健太はそれを許さない。俊敏な動きで完全に下着を降ろし、足首からパンティを抜き取ると、すぐに由美のむっちりとした左右の太ももを膝で割る。由美が足を閉じようとする動きを封じ込め、そのまま股間に顔を寄せてくる。

出典:~熟女のやさしい筆おろし (フランス書院文庫)

著者: 小鳥遊葵

熟女のやさしい筆おろし

「じっとしてて……これは大人になる儀式だから」少年のズボンからたくましい肉茎を引き出す美熟女。絡まる指先、深々と呑み込む唇、顎を伝う雫……祭りの夜、年上の女が若者の筆おろしをする島の風習。教え導くはずが、性の愉悦に溺れていく35歳。留美子、咲枝、由美……海の女は淫らで美しい。