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一方の手で鋭角にそそり勃つ肉棒を扱きながら、一方の手が淫嚢を擦る

小鳥遊葵

「ああん、どうしよう。あたし、こんな凄いのを見ていたら、もうたまらない……」
「あぅっ、咲枝さん……ソープまみれの手で、そんなに扱かれたら、ぼ、僕……」
咲枝のソープの泡だらけの手が、肉棒に纏わりつく。健太の顔を見上げながら、咲枝はうっとりとした表情で、肉棒を刺激してくる。
「もう、ミルク、満杯のようよ、このタンク……」
「ああ、そこ、いい……」
一方の手で鋭角にそそり勃つ肉棒を扱きながら、一方の手が淫嚢を擦る。その手捌きが絶妙だった。豊かな肉乳が肉棒のすぐ前で揺れている。しゃがんでいた咲枝は、膝を崩し、直に洗い場のタイル床に尻を落としていた。
(咲枝さんの毛、凄く、濃い……)
繁茂する淫毛がシャボンの泡を盛り上げていた。
(見たいな。留美子さんともママとも違うのかな……)
まだ二人の熟女の割れ目しか見ていないが、同じようで、よく見ると、多少の違いはあるように思えた。
(留美子さんのはビラビラが、少し、捻じれているように見えた。でも、あの捻じれがち×ぽに絡むと……)
健太はそのときの肉棒が受けた感触を思い出し、目を瞑る。まるで肉びらに意思があるように、大小の肉の扉が蠢いていた。
(ママのあそこは綺麗だった。左右対称で……。ママのビラビラも、ち×ぽを誘い込むような動きをしていた。でも、ママはどうしても挿れさせてはくれなかった……)
義母と留美子。共通していたのは、淫唇がぽってりと肥厚していて、二人ともおサネがいやらしく発達している、ということだった。

出典:~熟女のやさしい筆おろし (フランス書院文庫)

著者: 小鳥遊葵

熟女のやさしい筆おろし

「じっとしてて……これは大人になる儀式だから」少年のズボンからたくましい肉茎を引き出す美熟女。絡まる指先、深々と呑み込む唇、顎を伝う雫……祭りの夜、年上の女が若者の筆おろしをする島の風習。教え導くはずが、性の愉悦に溺れていく35歳。留美子、咲枝、由美……海の女は淫らで美しい。