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また、先にイっちゃう……。あああ、一緒に、お願い、一緒に健太ちゃんも、あああ、あたしの子宮の中に、ひぃぃぃーーーっ、

小鳥遊葵

仲のいい留美子とは異なり、健太のイメージでは、誰とでも交わる、男にとっての天使のような印象を持っていたが、こうして後ろから肉棒で貫かれている咲枝は、留美子以上に淑やかだった。
「咲枝、と言って……。あなたの咲枝に、あああ、どんなことでも言って……」
「咲枝のこの気持ちのいいおま×こ、これはもう、僕だけのものなんだね」
「ああ、そうよ……。今日からの、うううっ、あたしは、あなただけの、もの……。だから、遠慮しないで……。纏わりついたりしないから……。だから、姦りたくなったらここに来て、あたしに有無を言わさず、ああ、犯っちゃって、いいのぅ……」
言葉の刺激はとどまるところを知らない。健太は猛然と、腰を使い始めていた。肉棒の付け根からお互いの蜜液の飛沫が飛ぶ。よく締まる膣内だった。絶え間なく肉棒を刺激し続ける肉襞の蠢きが堪らない。
「健太ちゃん……あたし、また、先にイっちゃう……。あああ、一緒に、お願い、一緒に健太ちゃんも、あああ、あたしの子宮の中に、ひぃぃぃーーーっ、直に種を、うわぁぁぁぁぁーーーーっ、まき散らして……」
「咲枝……」
「はい、あああ、あなた……」
「出すよ。咲枝のおま×こが、洪水になるほどに、だ、出すよ……」
「来てっ、あああ、咲枝の子宮をあなたの子種で、はひぃーーーっ、み、満たして」
咲枝は泣いているようだった。愉悦の声をあげるごとに伸縮する膣内の刺激を堪えることは難しい。健太の子種を蓄蔵している堰が決壊しそうだった。
「あああ、咲枝、ぼ、僕、で、出るぅぅぅぅぅーーーーーっ」
「ちょうだい……。ああ、あたしもイクぅーーーっ、ああ、あたし、イってるぅ……。イヤだぁ、あああ、なんて、いやらしいの……。健太ちゃん、くくくぅーーーっ、あたしに後ろから重なって、お、おっぱいも、揉んで……」
健太は精管に残る残滓を押し出すように腰を使いながら、咲枝の背後から、そのなやましい曲線に沿い、体を密着させると、両手で強く、咲枝の肉乳を揉んでいた。
「ひひぃぃぃーーーっ、ああ、いい。あたし、きぃーーーーっ、イってるぅ……」
健太は咲枝の悦びの声に満足しながら、盛んにその逞しい腰を振り続けていた。
数分の間、獣の体勢のままに折り重なり、激しかった交わりの余韻に浸っていた。肉棒はまだ、咲枝の淫裂の奥深くにとどまったままだった。
「咲枝さん、抜くよ」
「ああん、あたし、もっと、このままで、いたい……」
「僕もそうしていたいけど、でも……」
「そ、そうね……。潮が満ちてきているものね……」
ついさっきまでは水際だったのが、いつの間にか膝ぐらいの深さになっていた。このままではすぐに腰ぐらいの水深になる。

出典:~熟女のやさしい筆おろし (フランス書院文庫)

著者: 小鳥遊葵

熟女のやさしい筆おろし

「じっとしてて……これは大人になる儀式だから」少年のズボンからたくましい肉茎を引き出す美熟女。絡まる指先、深々と呑み込む唇、顎を伝う雫……祭りの夜、年上の女が若者の筆おろしをする島の風習。教え導くはずが、性の愉悦に溺れていく35歳。留美子、咲枝、由美……海の女は淫らで美しい。