伸ばした舌先が亀頭に絡まる。唾液が自然に湧き出て、舌の滑りをよくする

(いくわよ、健太くん……)
留美子は目の前の肉棒に無言で語りかけ、長い舌を出し、舌先をもう一度、肉棒の先端に押し付けた。
(ああ、久しぶりだからかしら。とても美味しい……。ううっ、味が濃いわ……)
無味のはずの先走り汁が殊のほか美味に感じられる。
(ああ、私、もう、ぐしょぐしょ……。イヤだぁ、太ももをすり合わせただけで、いやらしい音が……。どうしよう……健太くんにも聞こえているかも……)
生じた羞恥心が、留美子の行動を煽った。伸ばした舌先が亀頭に絡まる。唾液が自然に湧き出て、舌の滑りをよくする。
「あああっ、留美子さん……」
(健太くん、もうイキそうなのね……。いいわ。舐めたりしゃぶったりは、この後いっぱいしてあげる……。いいのよ。好きなときに好きなだけ、留美子のお口にしぶかせて……)
留美子の舌が亀頭に纏わりついて何度も跳ねる。そのたびに、歓喜にくぐもった健太の声が頭上から降ってくる。健太の手が留美子の頭を押さえ、十本の指が乱暴に留美子の髪を掻き毟る。それに刺激され、留美子は舌でのもてなしから変化し、すぐに大口を開けて口中にいきり勃った肉棒を呑み込もうとしていた。

健太の下肢が硬直する。フェラチオの知識ぐらいは当然あるはずだった。

すっと張りつめた肉棒の先っぽに惹き込まれそうになる。数センチ顔を近づければ肉棒に触れる。先端の小さな孔から雫が滴っていた。自然に舌が出る。舌先がカメレオンのように素早く動いた。丸く膨らみ、いまにも滴り落ちそうな雫を、留美子の舌が掬い取る。
「ああっ、留美子さん……」
「気持ちよくしてあげる……。まずはお口で頂かせてね……」
健太の下肢が硬直する。フェラチオの知識ぐらいは当然あるはずだった。
「留美子さん……」
健太の腰がその期待感の大きさを如実に表していた。腰が前に突き出され、背中が後方に撓る。牡の本能だろうか。健太は空腰を使い、盛んに留美子の舌を催促しているようだった。
「健太くん、遠慮なく出していいのよ。私、最初はお口で、健太くんの精子を味わいたいの」