その豊かな艶腰を自らの腰で受け止めるようにして、ぐんと深佳を貫く

立位での挿入は、どうしても浅刺しにしかならない。さらには、律動の大きさも制約されてしまう。もどかしくなった俊輔は、根元までの挿入を求め、床に付いている側の深佳の太ももも腕の力だけでひょいと持ち上げてしまった。
「きゃあ!!」
食パンほどもふっくらした双の太ももを両脇に抱え、その中心部に肉塊を穿ったまま、豊麗な女体を抱きかかえたのだ。不安定に宙ぶらりんになった深佳が、悲鳴をあげるのも無理からぬことだった。
「あんっ!」
その豊かな艶腰を自らの腰で受け止めるようにして、ぐんと深佳を貫く。肉勃起で、ぐいぐい内臓を押しているのが知覚できた。
「ひふう、おうん、あ、あぁ……っ!」
肉感的な割に軽い体重とは言え、緊結部に重力がまともにかかる。彼女が悲鳴にも近い喘ぎをあげるのも当然だ。どこかに掴まっていないと、奈落に堕ちそうな感覚なのだろう。深佳がふくらはぎを俊輔の腰部に巻きつけ、両腕で首を掻き抱き、肌という肌をぴったりと密着させた。
まるで大樹に絡みつく蔓のように、二つの肉が互いを縛り合う。

真弓は巻き付けた両腕に力を込めて堂本の首にしがみつく

切迫した女将の心情を煽るべくして突き込まれる男根の求めに応じて、膣肉が引き締まり。また一歩、さらに一歩。男が足を踏み出すたびに声量を増す護達の声音に怯え、真弓は巻き付けた両腕に力を込めて堂本の首にしがみつく。同様に彼の腰に巻き付けた両脚の締め付けを強めれば、意図せず堂本の腰振りを助長する結果ともなり。

その都度突き上げられる堂本の腰の出迎えを受け、膣の深部に亀頭が突き刺さった

無言の堂本に抱きかかえられ、繋がったままの状態で真弓の身も湯から出た。振り落とされるのが怖いから。言い訳を連ねて腕と脚を絡め、男の身体にしがみつく。そうして密着を強めた女体が、早速摩擦と振動の悦を貪る。
(擦れるの、いい……ズンズン、響くのも……腰を振るの、我慢、できないぃ!)
堂本の足が歩むたび、揺れが波及して、真弓の腰が浮く。その都度突き上げられる堂本の腰の出迎えを受け、膣の深部に亀頭が突き刺さった。強烈な一撃を繰り返し見舞われた膣肉が漏らした蜜汁。真弓自身の両腿全体が湿るほど染み出たそれこそが、肉体の屈服のしるしに他ならない。恥じらう素振りで摺りつく女の股と、率先して密着を求める男根。双方の恥毛が擦れ合い、ムズつきを供与した。どちらの毛もたっぷり汁気を吸い込んで性器近辺の肌にへばりつき、摩擦のたびにクチクチと卑しい音を響かせる。面映ゆさに不意に襲われた女将の口腔が震えながら開き、無自覚のままに男の胸板へとすがりつく。