美少女のヒップが視界いっぱいに拡がった。パンティの後ろ側はオーソドックスなTバック。

加奈子はスカートに手を伸ばし、ホックを外す。ウエストを回る生地が緩み、女子高生の下半身があらわになっていく。最初に飛びこんできたのは、マリンブルーの鮮やかな輝きだった。するする、とスカートが落ちていき、今度の雅也は「あああっ!」と感嘆の声を張りあげる。あっという間に、美少女のパンティが、何もかも見えていた。ブラと同じデザインだ。ラインは細く、生地はできる限り面積を小さくしている。ウエストを幅の狭いラインが走り、真ん中をやはり細いフロント部分が縦断する。女子高生のヘアを隠すには、ぎりぎりの大きさだ。加奈子は泣きそうな顔をしながら、身体を半転させる。雅也が息を呑むうちに、美少女のヒップが視界いっぱいに拡がった。パンティの後ろ側はオーソドックスなTバック。生地はフロント部分ほど極細ではないが、それでも白いヒップはほとんど裸同然だ。
Tバック女子高生──。

今、目の前にあるパンティは単なる「紐」でしかない

優美な口調で加奈子を褒めると、玲子はくるりと後ろを向いた。突然、視界に飛びこんできた光景に、雅也は「うわああああ」と叫びそうになった。
(ぱ、パンティが、なくなっちゃった!)
母親が、裸のヒップを突きだしている──そんな風に見えてしまったが、それが勘違いだということはすぐに分かった。だが、目の前に拡がっている光景は、十五歳の高校生にとっては全く信じられないものだった。確かに形だけなら「T」バックだ。横棒は腰を回る生地を、縦棒はヒップの谷間を走る生地を表しているのは、よく知っている。だが、ラインの幅が問題だった。これまで雅也が知っているTバックは、少なくとも数センチの幅を持っていたのだが、今、目の前にあるパンティは単なる「紐」でしかない。ブラのカップをつないでいたものと全く変わらない。だから「T」の縦棒は、途中から玲子のヒップに埋もれてしまい、姿を消してしまっていた。それほどの細さなのだ。

まさに、Tバック女子高生

パンティは何とハイレグだった。しかも十七歳の美少女が身体を半転させると、Tバックだということが分かった。(う、うわああああっ、加奈子先輩!)ワインレッドの生地は、ただの〝直線〟となって、ヒップの谷間をわずかに覆っているに過ぎない。後は何も隠されていない。まさに、Tバック女子高生──。