葉川慎司 そう言いながら、沙恵子は右手を祐司の股間にそっと押し当ててきた。「こんなに大きくなって」 「変なことって?」 祐司は小柄な義母の背後に立ち、両手を身体に回した。きゅっと抱きしめると、両腕にやわらかな女肉の感触が広がる。覚えている。昨日の夜、この腕に抱いた感触だ。 「あぁン、だめだってば」 「僕たち、ホントにエッチしたんだね」 「... 2023.04.12 葉川慎司
空蝉 酔っているせいか美幸の体温は高く感じられ、手指と腕にかかる柔らかな重みをより甘美な物として記憶させた 珍しく驚きで目を丸くする朱里の前で、賢太が美幸の身体を抱き上げる。眠る彼女の揃えた両膝裏と、背に、各々回した二本の手を支点にして抱く格好。俗に「お姫様抱っこ」と言われる体勢だ。 「おー。やればできるじゃない。ひひ、いつもより男らしく見えるゾ... 2023.02.15 空蝉