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中指と人差し指の先端に乗るわずかな量だったが、女洞に指を突っ込まれて、淫豆と共に丹念に塗りこまれる

但馬庸太

けれど決死の拒否も、祐介に鼻で笑われる。
「いいだろう。そこまで言うならこいつに耐えてみせろ」
「なにを、ああっ!いやっ、なにをしてるの。触らないで、はぁあっ」
祐介が机の下に置いてあった箱から小さな壺を取り出すと、蓋を開けて中のクリーム状のモノを掬った。中指と人差し指の先端に乗るわずかな量だったが、女洞に指を突っ込まれて、淫豆と共に丹念に塗りこまれる。
裕恵は秘部に塗られた瞬間、凄まじく嫌な予感を覚えた。
「今から五分だ。その媚薬に耐えることができたら研修は終わりにしてやる」
媚薬を塗った祐介は、裕恵から少し離れた場所で胡坐をかいて座った。徳利に残っていた日本酒を直接呷って、楽しそうに裕恵の様子を観察している。
「媚薬……あ、ひっ、な、なに。身体が熱い、う、うぅっ」
単語が何を指すのかぐらいは分かっても、自分には無縁だと思っていた。効果よりも先に言葉が神経に浸透して、裕恵を動揺させる。
(本当に媚薬なの?ああでも、ムズムズして、変になる)
祐介が嘘を吐いている可能性もあった。けれど懐疑心とは裏腹に、女体は確実に蝕まれていった。初めに感じた熱さはすぐに過ぎ去り、代わりに激しい痒みを感じる。
「いやっ!か、痒いっ!お願い、掻かせて!手を自由にしてっ!」
疼痛はすぐに増していった。媚薬が塗られた場所がピンポイントで痒く、掻けないもどかしさと焦燥で、裕恵は気が狂いそうになる。

「女将さん、この旅館、お酌は裸でするんですよね?」下卑た眼差しで、和服の胸元に手を差しこむ中年男。屈辱に顔を歪め、艶れた乳房をもてあそばれる裕恵。乗っとられた旅館で奴隷勤務を強いられる女たち。布団部屋でフェラ奉仕し、露天風呂でソープ接待……秘密に気づいた客の令夫人までが悪魔の餌食に!