御堂乱 天井に向いた白い足の裏が、二度三度激しく虚空を蹴る動きを見せ、そのままピーンと硬直した 小雪が土蔵に監禁されて二度目の朝を迎えた。その日は義母の誕生日にあたるので、浩二はプレゼントを用意していた。なめし革と鉄で出来た頑丈な首輪である。鍵穴の横に小さな鈴がついており、動かすとチリンチリンと音を立てた。鈴のついた首輪を嵌められた京... 2026.04.27 御堂乱