舌を絡める

北條拓人

伸ばせるだけ伸ばした舌で、生温かい口腔内を舐め啜る

「ぢゅく、ぢゅ……じゅぶ……くちょちゅちゅ」伸ばせるだけ伸ばした舌で、生温かい口腔内を舐め啜る。すると、思い出したように、お留守になっていた手淫がおずおずといった様子で再開された。
北條拓人

舌先でれろれろとくすぐりながら、寧々の舌を口腔に押し戻すようにして、そのまま自分も挿し入れた

「むふんっ……はふっ……ちゅちゅっ、れろん……ふぬぅ……ほふぅ」ねっとりふっくらやわらかい舌粘膜は、寧々の膣肉を連想させてくれる。妄想を逞しくさせた俊輔は、彼女の口腔を貪るように舐め啜った。「舌を……僕に預けて……突きだすようにして……そう...
北條拓人

薄い割にぷるるんとした朱唇に、同じ器官を重ねた途端、ばちんと電流が走り脳内で爆ぜた

間近に来た千夏の唇を求め、顔を寄せる。薄い割にぷるるんとした朱唇に、同じ器官を重ねた途端、ばちんと電流が走り脳内で爆ぜた。同様の現象が千夏にも起きたらしく、やわらかい両腕を首筋に回してきた。迎えに来たやわらかい花びらが、俊輔の口をやさしく覆...
北條拓人

半ば呆然としている俊輔の上唇が、上下の朱唇に挟まれ、優しく引っ張られる

半ば呆然としている俊輔の上唇が、上下の朱唇に挟まれ、優しく引っ張られる。ぷるっと揺れたのを薄い舌でくすぐられ、今度は下唇が挟み取られた。「むふん、ちゅちゅっ……どうかしら?私の唇……むちゅちゅっ、はふん……」甘いです……ぷちゅちゅっ……それ...
羽沢向一

静子先生の口内で年齢も立場も異なる舌同士がからまり合い、唾液を混ぜ合った

尚樹は自分から舌を出し、静子先生の唇をこじ開けた。女教師が声にならない声を、密着する唇の端からあふれさせる。「うんんんーっ!」いったん扉が破られると、担任教師の口はやすやすと生徒の舌を受け入れ、奥へと迎え入れる。静子先生の口内で年齢も立場も...
巽飛呂彦

口の中で舌をからませ、唾液をすするようなハードでディープなキス

ただ軽く触れるようなキスではない。すぐに唇を割って舌が入ってくる。広海の口の中で舌をからませ、唾液をすするようなハードでディープなキス。
櫻木充

上唇をしゃぶり、下唇を舐めまわし、舌先を口中に挿しこむ

上唇をしゃぶり、下唇を舐めまわし、舌先を口中に挿しこむ。唾液を送り、舌を絡ませ、劣情を露わにしたディープキスを捧げながら、ズボンの上からそっと陰茎をさする。しかし、若竿はくったりと項垂れたまま、少しもその気を見せてはいなかった。
神瀬知巳

花穂子は口元を緩めて佑二の舌を受け入れる

佑二の舌が紅唇を割り、花穂子の口内に潜り込んできた。花穂子は口元を緩めて佑二の舌を受け入れる。唾液がしたたり落ち、下では白い樹液が流し込まれる。花穂子は佑二の後頭部に手をやり、指を髪に絡めた。もっと呑ませてと請うように、積極的に舌を巻きつけ...
神瀬知巳

抜き差しを浴びながら行う濃厚なキスは、女の意識をドロドロととかす

振り返って告げる。息子の唇が重なってくる。花穂子は口を開けて、舌を欲しがった。佑二が舌を差し入れてくる。ピチャピチャと音を立てて、母と息子は舌を巻き付け合った。抜き差しを浴びながら行う濃厚なキスは、女の意識をドロドロととかす。
神瀬知巳

佑二は舌をまさぐり入れて、彩香の口内を舐め回した

佑二は舌をまさぐり入れて、彩香の口内を舐め回した。彩香の舌が絡みついてくる。派手な音を立てて、ヌルヌルと巻きつけ合った。(彩香さんのおくち、甘い)上になった彩香の側から、佑二の口のなかに温かな唾液が流れ落ちてくる。佑二は喉を鳴らして呑み下し...
空蝉

縮こまっていたところを発見され突かれた真弓の舌と、堂本の舌先との間で、唾液の糸が繋がった

縮こまっていたところを発見され突かれた真弓の舌と、堂本の舌先との間で、唾液の糸が繋がった。掻き混ぜられた真弓の唾液が泡立ち、上に堂本が垂らした唾が乗る。撹拌し溶け合った二人分の唾液を、男の舌に流し込まれるまま、女将の喉が嚥下した。
大泉りか

舌をにゅるりと絡めると、自らも絡め返してきた

初体験の後に3Pで性の悦びに目覚め、少しだけ経験を積んだ初心娘は、舌をにゅるりと絡めると、自らも絡め返してきた。舌を絡め合っては、互いの唾を行き来させていると、さらに欲情は高まるばかりだ。
大泉りか

唇を寄せると、心の中が伝わるように丁寧なキスをした

唇を寄せると、心の中が伝わるように丁寧なキスをした。上顎の裏や歯茎や舌の下までも、くちゅくちゅと弄っては唾液を交換させる。
大泉りか

舌表の心地よいざらつきが、唇の内側の敏感な部分に擦れて愉悦を産む

美波が突き出したベロをつぼめた唇で吸い込むとちゅるっと啜りしごいた。舌表の心地よいざらつきが、唇の内側の敏感な部分に擦れて愉悦を産む。
大泉りか

今度は貪るように唇を奪った

情動に突き動かされるまま、ぎゅっと抱き寄せると、今度は貪るように唇を奪った。唇の間に舌を差し込み、熱い唾液で満たされた口内にぬるりと侵入させる。まるで南国のフルーツのように甘くて瑞々しく、いつまでも味わっていたいような魅惑の感触だ。その美味...
庵乃音人

ローズピンクの舌に、夢中になって自分の舌を擦りつけた

ためらいがちにだされたローズピンクの舌に、夢中になって自分の舌を擦りつけた。ヌメヌメとザラザラが一緒くたになった真帆の舌と擦れあうたびに、一段と甘い激感が啓太の股間に突き抜ける。舌同士をネチョネチョと戯れあわせているだけなのに、これはまた、...
庵乃音人

ヌメヌメとザラザラが一緒くたになった舌を擦りつけられるたび

濃厚でありながらどこか滑稽なものも感じさせた、熱っぽい接吻上級編。しかし実際に体験してみると、その快さは想像を絶する官能味に富んでいる。ヌメヌメとザラザラが一緒くたになった舌を擦りつけられるたび、悪寒のような鳥肌が背筋を駆け上がった。
庵乃音人

猫がミルクを舐めるような秘密めいた粘着音

キュートなバスガイドはいっそう興奮した顔つきで身を乗りだし、啓太の顔を両手に包んだまま、なおも熱烈に舌を絡みつける。そのたび車内に響くのは、猫がミルクを舐めるような秘密めいた粘着音。
庵乃音人

舌と舌とがクネクネと互いにくねりつつ

キュートな美貌が色っぽく崩れ、ローズピンクの舌が飛びだしてくる。なおも惑いはありつつも、啓太はもう抗えない。おずおずと舌をだして応じると、ピチャ……。(うおお、何だ、これは!?)舌と舌とがクネクネと互いにくねりつつ、相手に擦れた。その途端、...