衣服(メイド服)

御堂乱

白いフリルのついた黒ワンピースの下で、形のいい膝小僧がガクガクと慄えた

男たちは興奮に顔を火照らせている。L字型の革ソファーに尻を沈めると、あらためてじっくりと家族を眺めた。両手両足を縛られて床に転がされた五十男の傍に、三人の美女が後ろ手縛りで身を寄せ合い、横座りになって慄えている。男の妻は白いブラウスに濃紺の...
御堂乱

巷で流行っている下品なフレンチメイドではなく、由緒正しいヴィクトリアンメイド

浩が席につくと、お手伝いの弥生がケーキの蝋燭に火をつけた。フリルのついた黒ワンピースに白いエプロン(ちなみにこのメイドファッションも浩の英国趣味のひとつである。彼によれば、巷で流行っている下品なフレンチメイドではなく、由緒正しいヴィクトリア...
北條拓人

さらに千夏は、愛らしくお尻を持ち上げて、ふるふると下半身を揺らせると、ロング丈のスカート部分が抜け落ちた

さなぎから羽化する蝶のように、背中からメイド服を脱いでいく。しなやかな生地が腰部から折れて、ふぁさりと俊輔のお腹に落ちた。その下には、キャミソールなど身につけていない。いきなりのブラジャー姿に、俊輔は目が眩む思いだった。さらに千夏は、愛らし...
北條拓人

だからこそ大きな胸元や女性らしい腰部のラインが、目のやり場にも困るほど強調されていた

美しい彼女の服装は、やはりメイド服だった。それも当世流行りのロリータ風とは異なり、どこか時代を感じさせる黒を基調としたロング丈。襟と袖の白いカラーと、腰部から太ももあたりにかけてミニ丈の白いエプロンが着けられているほかは、華美な装飾は見られ...