両手の指が、透けたブラジャーを力まかせにつかんだ。普段の尚樹なら、けっしてやらない乱暴な動きだ。はじめて感じる未知のやわらかさが十本の指と二つの掌に広がり、その勢いのまま彩海の身体をタイルの床に押し倒した。
彩海がうまく受け身を取らなければ、後頭部を硬い床にぶつけて、大惨事になっていただろう。そのことにも気づかず、尚樹は横たえた彩海の腰をまたいで、両膝をついた。
彩海が濡れた床に頭をつけて、馬乗りになった少年をじっと見つめる。人妻の顔に浮かぶ表情の意味には、尚樹は気づかない。
著者: 羽沢向一
隣の人妻の媚態に蕩ける少年
めくるめく一夏の官能体験!
「彩海をたっぷりと泣かせて、可愛がってくださいね」一人暮らしの少年を惑わせる甲斐甲斐しい隣の人妻の奉仕。しっとりと水を浴びたワンピースに透ける柔らかな乳房。スカートから剥き出された太腿に少年はしゃぶりついてゆく。遊園地での羞恥プレイに歓喜した人妻の黒下着は濡れ――その夏、少年は隣の人妻と結ばれ、めくるめく官能体験が始まった。
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