俊輔は、あわてて目を瞑った。けれど、一度覗き見たその悩殺フォルムは、瞼の裏にしっかりと焼きつき、容易に消え去ろうとしない。
絶望的なほどに魅力に満ちた胸元は、その淑やかな様子に似合わず、ずっしりと思いマスクメロンが二つ吊るされているようなボリュームなのだ。
(ああ、だめだ。タオルビキニ、もう一度見たい。ちょっとだけ……)
俊輔は申し訳なさそうに、片目だけ開けて、寧々の悩ましい姿を盗み見た。
すると、神様がうれしい奇跡を起こしてくれた。
寧々の胸元を覆うにはあまりに小さすぎるタオルビキニが、一生懸命さが災いして、はらりと落ちてしまったのだ。
出典:~誘惑の里 僕と美乳天女たち (リアルドリーム文庫)~
著者: 北條拓人
旅先で遭難しかけた青年が流れ着いた女性ばかり住む村里。「お客様を丁重におもてなしするのがしきたりですから」そこで出会った3人の美女たちによる献身的な介護と、キスや抱擁に混浴プレイなどエロチックな誘惑の数々。日常から少し離れたおとぎ話のような桃源郷を舞台に天女との甘いアバンチュールが幕を上げる──。
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