空蝉

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先程まで膣に突き刺さり、尻の谷間で弾んでいた剛直が、目と鼻の先に鎮座している

絶頂の波が引いて後悔に苛まれる事すら許さぬとばかりに、うな垂れる女体を堂本の手が抱き起こす。そのまま便座に座らされ、虚ろに定まらぬ視線を俯けていた。直後、鼻先に突きつけられた生臭い臭気に、自然と眉がしかめられ──なぜだか真弓の口端から、唾液...
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少ない布自体も薄い白生地で、今は辛うじて隠せている部位も濡れれば透け覗けてしまうだろう

少ない布自体も薄い白生地で、今は辛うじて隠せている部位も濡れれば透け覗けてしまうだろう事は、想像に難くない。 (お風呂に入ったら、全部見られてしまう事に変わりないじゃない……) 他人の視線を意識しただけでまた火照りだした裸身の卑しさに、恥じ...
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椅子の上でノーパン状態の尻が、くすぶる余熱を搦め捕るように卑しくくねる

汁濡れた派手派手しい女物ショーツを嬉々としてポケットに滑り込ませた堂本の姿がまざまざ再生され、また椅子の上でノーパン状態の尻が、くすぶる余熱を搦め捕るように卑しくくねる。奪われた下着の代わりに仕込まれた猥褻器具。卵型のピンクローターが、執拗...
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ビュクビュクと尻の谷間で弾けた種汁の粘りと、なお熱を溜め込む肉棒の逞しさ

ビュクビュクと尻の谷間で弾けた種汁の粘りと、なお熱を溜め込む肉棒の逞しさ。堂本のもたらす刺激の全てを受け容れて、淫尻が三度の絶頂にまどろむ。支えを失って便器の蓋上に転げた真弓の上体が波打ち、触れられずじまいだった乳房が着物ごと押し潰される。...
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褒美とばかりに抜き差しされた肛門も、喘ぐように自ずから空気を吸い込んだ

ぶりゅっ、ぶっ……ぶぷっ……堂本の腰つきと放屁音が緩やかなものに変化する。彼の思惑通りに焦れた牝尻が、たまりかねて肉棒を追いかける。ぶぷっ、ぶりっ、ぶりゅうっ、再び感覚の狭まった放屁音が響くたび。褒美とばかりに抜き差しされた肛門も、喘ぐよう...
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男が腰を突き込むごとに、はしたない放屁音が残響する

危惧しながらも止まらない淫尻が、堪りかねてまた堂本の腹に摺りつく。それを応諾と捉えた男の腰が繰り返し激しく、膣を貫く。男が腰を突き込むごとに、はしたない放屁音が残響する。尻穴を穿られるたびに、音色は大きく、盛大にひり出ていく。音が弾ける際の...
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堂本の右手中指が、開きっ放しの肛門を貫いてゆく

安堵と懺悔、相反する二つの感情に見舞われたうなじに口付けて、怯え振り向いた女将の目を見据えたまま。堂本の右手中指が、開きっ放しの肛門を貫いてゆく。 (ふぐぅっ、ンふぅぅうぅぅぅっ!来たッああァァァ……ッ!) 強烈な一撃を見舞われた腸が引き攣...
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反射的に下腹に力を込めると、肛門と指の隙間に滲む蜜液が卑しい音色を響かせ、こぼれだす

心と身体に刻まれた肛門絶頂の感覚は、もう二度と消し去る事は叶わない。確信めいた想いに憑かれ、また不規則な悦の波に攫われる。パクつく膣唇が内を掻き混ぜられるたび、物欲しげに啜りつく。延々、咀嚼するような膣襞の吸い付きに応じて、堂本の指も執拗に...
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引き攣れた膣肉が男の指を、窄まる括約筋が舌を食い締め離さぬ状態で、尻が弾んだ

穿られる膣と、しゃぶられる腸。二つの穴の備わる股の奥底から、意識が白むほどの悦の塊が突き上げられてくる。引き攣れた膣肉が男の指を、窄まる括約筋が舌を食い締め離さぬ状態で、尻が弾んだ。蠕動を続ける膣奥から溢れた蜜液が、尻の振れに乗じて床に壁に...
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彼の唇と女将の肛門との接着部で、発音のリズムに合わせて泡立つ唾が鳴る

舌を挿したまま、堂本がくぐもった声を響かせた。 「ふぐっ!うぅ……そのまま喋らないでぇっ」 彼の唇と女将の肛門との接着部で、発音のリズムに合わせて泡立つ唾が鳴る。ブポブポと卑猥な響きが自身の排泄穴から奏でられている。あまりに酷な事実から耳を...
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わざとチュクチュク卑しい音を立てながら、下着に浮いた縦筋が重点的に擦られた

当然のように、男の口は止まらない。女性器の形状を熟知する堂本の手つきは、下着越しであっても的確に感じる部位を責め立てる。執拗に擦られた大陰唇が感応して開閉し、膣の収縮によって溢れた蜜が割れ目に浮く。すぐさま堂本の指先が湿り気を感知し、わざと...
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フリフリ左右に揺らぎ愚図る双臀が、間髪容れずに強く掴まれる

フリフリ左右に揺らぎ愚図る双臀が、間髪容れずに強く掴まれる。(逃げられない──)直観に刻まれた感情は真弓の四肢を縛りつけ、男の愛撫の手助けとなった。捲れた襦袢を抱え持つ両の手は、支えにはならない。踏ん張ろうと肩幅に広げた足に力を込めれば、下...
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指が閉じた菊門をなぞり上げ、逆流した疼きが腰骨に達した

再び外の気配を意識させられた真弓の足の踏ん張りが強まり、自動的に肛門が引き締まる。早く開けと言わんばかりに堂本の指が閉じた菊門をなぞり上げ、逆流した疼きが腰骨に達した。 (いっ、やぁぁぁっ……!) 拒絶するほどにくねる尻の谷間で、責めに屈し...
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もどかしいムズつきに苛まれ、熟尻の肉が小刻みに震える

「改めて見ても白くて丸い。それにたっぷりとした、良い尻だ。肌もきめ細やかで染み一つない。堪らないな。この、実に触り甲斐のありそうな肉感!」 「っひ!」 尾てい骨の上に降り立った堂本の右手人差し指が、つつ、と尻の丸みに沿って滑っていく。もどか...
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人前で、それもこんなにもイヤらしい人の前で、自分から股間を晒すなんて

上前、下前の裾を捲り上げて、褄先から折って帯締めに挟み留める。そこまでは順調に、男の目を気にしつつも行動に移す事ができた。残すは一枚、長襦袢のみ。 (人前で、それもこんなにもイヤらしい人の前で、自分から股間を晒すなんて) 左右の手指が、つま...
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薄手のショーツ越しに尻に押し当てられている、彼の股間の膨らみ

急に背にのしかかってきた男の熱。吐息。何より薄手のショーツ越しに尻に押し当てられている、彼の股間の膨らみ。情欲剥き出しの男の様が強烈に訴えかけてきて、否応なしに女芯も火照りを帯びていく。
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妙にぴっちりとした穿き心地で、ふとした拍子に尻の谷間や股肉に食い込んでしまう

いつも使っている下着類とは違い、妙にぴっちりとした穿き心地で、ふとした拍子に尻の谷間や股肉に食い込んでしまう。おかげで式の間中気になって仕方なく、何度も腰を揺すって股布の位置を直そうと試みる羽目にもなった。
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丸い尻を包んでいるのは、先日堂本が送り付けてきた物

丸い尻を包んでいるのは、先日堂本が送り付けてきた物。光沢のあるパープルの生地に黒のレース装飾があしらわれた、ひどく悪趣味なショーツだった。 「あんたの白い尻には、こういう派手な色のが似合う」
空蝉

指示通り腰を高く上げる事で、彼の顔に下着姿の尻がより迫る格好となった

思いきり引き上げ広げた襦袢裾を、左右の手に各々抱え、握り締め。蓋の閉じた便座に向かい腰を折る。真後ろに立つ堂本に自ずから尻を差し出す、破廉恥極まりない姿勢。指示通り腰を高く上げる事で、彼の顔に下着姿の尻がより迫る格好となった。
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ムチッと張り出たケツが男の目を引き寄せておるわ

「いつもの浅葱色もいいが、今日のも似合っとるぞ。……どっちみちムチッと張り出たケツが男の目を引き寄せておるわ」今日は結婚式という事もあり、真弓はいつも職場で着用しているのとは違う訪問着を纏っていた。その臀部を慣れた手つきで撫で繰りながら、堂...