か・浣腸(注入)

結城彩雨

もう身体中は脂汗にヌルヌルで、玉の汗が身悶えるたびに肌をころげ落ちた。黒髪までもが湿る

歯を噛みしばったまま、夏子は泣いた。今度の男は、さっきとはうって変わって叫びだしたくなるほどの遅さで、ゆっくりと注入してくる。 「……お願い……早く、ああ、早く、すませて……」 夏子は脂汗に光る裸身を揉んで、哀願を繰りかえした。 にもかかわ...
結城彩雨

男は嘴管の先で夏子の肛門をいじりまわすだけで、なかなか注入しようとはしなかった

「二本目はどれを選ぶんだい、奥さん」 冷二が夏子の双臀をピタピタとたたいた。 「早くしねえと、あとで苦しむだけだぜ、奥さん。なにしろ一本目はグリセリンのストレートだったんだからよ、フフフ」 「ああ……これ以上は……」 夏子は怯え、迷った。 ...
結城彩雨

早くも便意がふくれあがるのか、夏子の身体がブルブルとふるえながら、脂汗を噴きはじめた

冷二がそう言ったので、見ている男たちが歓声をあげた。 グリセリンの原液が五合というと、かなりの量だ。夏子がどこまで耐えられるか楽しみだった。 男は夏子に浣腸する快感に酔いしれて、グイグイと注入していく。一気にドッと入れるやり方で、そこに男の...
結城彩雨

荒々しく肛門に突き立てられる浣腸器に、夏子は唇を噛みしばってのけぞった

「美人というのは、尻の穴も色っぽいんだな。ゾクゾクするよ」 「あ……ああッ……いや……」 荒々しく肛門に突き立てられる浣腸器に、夏子は唇を噛みしばってのけぞった。 「フフフ、どうだ。他人にされる浣腸というのも、気分が変わっていいもんだろうが...
結城彩雨

今度は五郎が長大な浣腸器のノズルをおもむろに夏子の肛門へ突き刺した

「へへへ、可愛いことを言いやがる」 今度は五郎が長大な浣腸器のノズルをおもむろに夏子の肛門へ突き刺した。 「ああ……あむ……」 キリキリ唇を噛んで、夏子は黒髪を振りたてた。 一度中断されたことで、再開された浣腸はいっそうつらいものだった。す...
結城彩雨

ね、ねえ……夏子のお尻の穴、見えるでしょう……早く、早く浣腸して……

「は、早く……早く浣腸をすませてください」 「あせるなよ、へへへ、いやでもたっぷりと浣腸のつづきはしてやる」 冷二と五郎は夏子のバスタオルを剥ぎ取ると、左右からまとわりつきつつ、温泉に浸かった。 ザーッと湯が溢れる。 「なかなかいい岩風呂だ...
結城彩雨

夏子はふくれあがる便意も忘れて哀願した

ちょうど千CCまで入れたところで、冷二と五郎はいったん嘴管を引き抜いた。夏子をテーブルからおろし、縄を解く。 「浣腸のつづきは大浴場でだ、奥さん」 「そんな……ここでして、お願いです……浣腸はここで」 夏子は狼狽した。浣腸を中断したり、大浴...
結城彩雨

さんざん捻じり棒でいじくりまわされた直腸にグリセリン原液が滲みこみ、それがいっそう便意をふくれあがらせるのだろうか

注入されるのはグリセリンの原液である。すぐに便意がふくれあがって、夏子は裸身に脂汗を滲ませはじめた。 「ああ、う、うむ……」 夏子はキリキリと歯を噛みしばった。さんざん捻じり棒でいじくりまわされた直腸にグリセリン原液が滲みこみ、それがいっそ...
結城彩雨

長大なシリンダーがジワジワと押され、ズンと薬液が夏子に流入しはじめた

冷二が薬液をいっぱいに充満させた長大な浣腸器を、夏子の目の前にかざしてみせた。 一升瓶よりもずっと大きい、恐ろしいほどの大きさである。 「へへへ、これでいいか、奥さん。量は三千CCでグリセリンは原液だぜ」 「これならたっぷり浣腸してやれるぜ...
結城彩雨

だが、肛門に突き立てられた嘴管のほうは、ジワジワとシリンダーを押しこまれて、薬液を注入されつづけた

夏子はグッタリと縄目に裸身をあずけたまま、汗に光る乳房から下腹をあえぎ波打たせていた。両目を閉じ、唇を半開きにしてなかば失神した様子である。 「へへへ、とうとう気をやりやがったぜ。敏感な身体しやがって」 「ムチムチした身体といい、悶えようと...
結城彩雨

夏子は荒々しい便意の高揚に責めさいなまれながら、もう錯乱状態に陥ったように男の肉棒をしゃぶりつづけた

冷二と五郎は何度も入れかわった。冷二が五百CCの目盛りまでシリンダーを押しこむと、今度は五郎が浣腸をして冷二が夏子にしゃぶらせる。次に千CCの目盛りまでいくとまた入れかわるといった具合に、五百CCごとに入れかわる。 「うぐッ……うむむ、かん...
結城彩雨

夏子は悩乱のなかに泣き、うめく唇をわななかせながら、突きつけられたたくましい肉棒に唇を触れさせた

「ほれ、浣腸されながらしゃぶらねえかよ、奥さん、へへへ」 「ああ……」 夏子は悩乱のなかに泣き、うめく唇をわななかせながら、突きつけられたたくましい肉棒に唇を触れさせた。 (も、もう、どうなってもいいわ……) そんな気持ちになっている。 「...
結城彩雨

冷二はせせら笑いながら嘴管をゆっくりと夏子の肛門に突き刺した

「どうした、奥さん。おねだりはまだか」 と冷二が高くもたげられた夏子の双臀の前で、浣腸器を構えて意地悪く催促した。 「ああ……本当に許してくれるのね……約束を守って……」 夏子はもう一度念を押すと、悲愴な覚悟をしたようにワナワナふるえる唇を...
結城彩雨

しっかりしろ、と五郎は嘴管で夏子の肛門を突きあげつつ、グイグイとシリンダーを押しこんだ

「まだ気を失うのは早いぜ、奥さん」 しっかりしろ、と五郎は嘴管で夏子の肛門を突きあげつつ、グイグイとシリンダーを押しこんだ。 「う、ううむ……」 夏子は失神することすら許されず、急激にふくれあがる便意の苦痛にうめいた。その苦痛に、官能の余韻...
結城彩雨

「……か、浣腸してくれるから……気持ちいい……夏子、いいッ……」

「その調子だ。オマ×コだけでなく尻の穴も責められると、ズンといいだろうが」 五郎は短く区切って注入していく薬液の量をしだいに多くしはじめた。おもしろいようにドンドン入っていく。 五十CCほども一気に注入してやると、それだけで、ひいッ、と今に...
結城彩雨

射精のように区切って入ってくる薬液と、女の最奥をこねまわす張型の振動とうねりに、夏子は脂汗を絞りだしつつ泣きわめいた

「へへへ、気をやったばかりだってのに、欲張りなオマ×コだな」 冷二はせせら笑って、再び張型に手をのばすと、ゆっくりとあやつりだす。 だが、それでも五郎は浣腸器のシリンダーを押す手をとめようとはしなかった。射精のように区切って入ってくる薬液と...
結城彩雨

嘴管で夏子の肛門をこねくりまわしつつ、ピュッ、ピュッと少量ずつ射精みたいに注いでいく

「ああ、約束がちがうッ……いや、浣腸なんて、いや、いやですッ」 もはや流入をとめる術もなく、夏子は羞恥と汚辱で気が遠くなりかけた。 五郎はわざと区切って注入した。嘴管で夏子の肛門をこねくりまわしつつ、ピュッ、ピュッと少量ずつ射精みたいに注い...
結城彩雨

巨大なガラス筒の薬液が泡立つように渦巻いて、ドクドクと夏子のなかへ流入していく

「イクのか、奥さん。やけに早いな」 「ああ……ああッ……」 返事をする余裕もなく、夏子は両脚を突っぱらせてのけぞった。 その時を待っていたように、五郎がニンマリと笑うと、浣腸器のシリンダーをゆっくりと押しはじめた。 巨大なガラス筒の薬液が泡...
結城彩雨

五郎は、ゆっくりと太い嘴管の先を夏子の肛門へ押し入れる

「俺たちは浣腸された奥さんがどうなるか、見てえんだよ」 と五郎がせせら笑えば、冷二も意地悪く肛門の指を抽送させながら、 「こんなに尻の穴を柔らかくしておいて、いやもねえもんだ、へへへ」 と笑う。 ガラス筒にたっぷりグリセリン液を吸いあげた五...
結城彩雨

三枝子の手首と足首はそれぞれ床の鎖で固定され、艶やかな黒髪と汗にヌラヌラと光る乳房や双臀が妖美にうねっている

一糸まとわぬ裸身を舞台の上で四つん這いにし、シクシクとすすり泣いている女は、多少やつれはしたものの、まぎれもなく三枝子だった。 「フフフ、おめえらにも三枝子がどんなことをさせられてるか、一度見せてやろうと思ってな」 李はニンマリと笑った。 ...