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ああ……お、お尻が感じてしまって……初美、自分でも、どうしようもないんです……ああ、初美を笑わないで……

結城彩雨

「フフフ、浣腸される気持ちをみんなに教えてやりなよ。初美さんが浣腸で気をやるのが信じられないみたいだから」
達也に命じられて、初美はワナワナと唇をふるわせた。涙に濡れた瞳で後ろに群がっている連中を振りかえった。
「ああ……恥ずかしいわ……か、浣腸してもらって、すごく感じてしまって……ああ、初美、イッてしまいました……」
あえぎつつ口にしながら、初美はそれが達也に強要された言葉なのか、思わず自分から口にしてしまったのかさえわからなくなった。
「ああ……お、お尻が感じてしまって……初美、自分でも、どうしようもないんです……ああ、初美を笑わないで……」
そう言う間にも、初美はダラダラと入ってくる薬液に再び気がイキそうだ。じれったいほどの注入なのに、そのじれったさに初美の肉はただれる。
「どうやら浣腸の味をすっかり覚えたみたいだね、初美さん。もともと素質ありだから、はやいや」
「……おねがい、達也くん……もっと、もっと入れて……もっと強くされないと、イケない……ああ、イカせてッ……」
「注文の多い初美さんだ。どんな入れ方でも気をやれるようにならなくちゃ」
達也は再びビュッ、ビュッと断続的なグリセリン原液の射精に切りかえた。
「ああッ、いい……あああ、あむ……ま、また、初美、イッちゃうッ……」
初美の双臀にブルブルと痙攣が走りはじめた。上気してピンクに色づいた肉はどこも汗でヌルヌルで、ふるえるたびに汗が玉となってツーと流れ落ちた。
ひいッとのどを絞って、初美はガクガク腰をはねあがらせた。再び絶頂へ昇りつめるというより、さっきの絶頂感が引かぬ間にまた追いあげられて、絶頂感が継続するようだ。

出典:~美母と群狼 息子の目の前で (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!