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ああ、いや……浣腸で気をやるなんて、そんなおそろしいこと……それこそ二度と立ち直れなくなってしまう

結城彩雨

「ボクはゆっくり入れてあげるよ」
「あ、あ……たまらないわ……」
チビチビとまるで薬液を染みこませるような注入ののろさに、初美は黒髪を振りたくった。思わず泣き叫びだしたくなるほどのじれったさだ。
「おねがい、ひと思いに入れて……ああ、じらさないで」
初美は声をあげて泣きだした。
「すごいな。浣腸してる間もオマ×コからお汁がどんどん溢れてくるよ。クリトリスもあんなに大きくしてる」
「入れ方を変えてみたらどうかな。フフフ、イクかも知れないよ」
「面白いね。浣腸でイッたら本物のアナルマゾだよ」
とても子供たちの会話とは思えない。達也の影響なのか、どこでそんな知識を得たのか。
ああ、いや……浣腸で気をやるなんて、そんなおそろしいこと……それこそ二度と立ち直れなくなってしまう。
だがそう思う一方で、ひと思いにイカせて欲しいと思う自分がいて、激しくせめぎ合った。初美はもう、自分でも自分がわからなくなる。
「今度はボクが浣腸してやるからね。どんなふうに入れてやるかな」
三番目の子供も、ノズルで初美の肛門をこねまわすことからはじめた。
そしてノズルを抽送しながら、十CCぐらいに区切ってピュッ、ピュッと断続的に注入する。
「あ、ひッ、ひッ……ああむ……」
ひいーとのどを絞って、初美は今にも気がいかんばかりにガクガクのけぞった。チビチビとじれったいまでの注入のあとだけに、一気に射精されながら追いあげられていく。痙攣が走りはじめる。

出典:~美母と群狼 息子の目の前で (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!