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「う、う……おトイレに……」ふくれあがる便意の苦痛に気を失うことも許されず、初美はすすり泣く声で消え入るように哀願した。

結城彩雨

「うむ、ううむッ」
絶頂感が持続しつつも、そのなかで何度も小さく昇りつめては、初美は汗びっしょりの双臀を揉み絞る。
いったい何人の学生の肉棒を口に含まされ、どれほどの量の白濁を呑まされたかも、初美にはわからない。左右の手にも次々と握らされた。
「三千円じゃそこまでだよ」
達也に言われて、皆がようやく渋々ながら初美から離れたものの、シリンダーが底まで押し切られて浣腸器が空になった時、初美は数え切れないほど気をやってグッタリと気を失った。
「う、う……おトイレに……」
ふくれあがる便意の苦痛に気を失うことも許されず、初美はすすり泣く声で消え入るように哀願した。座席にうずくまったまま、まともに動くこともできない。
グルル……と初美の腹部が鳴り、汗にヌラヌラと光る肌がふるえて、いくつもの玉の汗が流れ落ちた。
「達也くん……うう、お腹が……」
すがるように達也を見る初美の顔は、乱れ髪を汗で額や頬にへばりつかせ、眦をひき痙らせてわななく唇をかみしめ、ゾクゾクするような美しさだ。
「お、おねがい……」
もう声を出すのもつらい。
そんな様子の初美を見て、達也はニヤニヤと笑っている。
「みんなが初美さんが出すのを待ってるよ」
「い、いや……ああ、ここではかんにんして……達也くん、おトイレに……」
初美は必死に達也にすがった。すぐ横はトイレだが、達也の許しなしに駆けこむことはできない。それよりも自力でトイレまで行く余裕が残っているかどうか……。
「千五百CCも原液で入れられて、けっこうがんばるじゃないか。いつまで耐えられるかな、ヘヘヘ」
「一度女が排泄するところを見たいと思ってたんだ。これほどのいい女となりゃ、楽しみだな」
「こんな美人がどんなふうに出すのか、ヘヘヘ、じっくり見せてもらうぜ」
「浣腸が足りないんじゃないのか。これだけいい尻してるんだからよ」
全員が、今か今かとその瞬間を待ちうける。初美ほどの美人妻の排泄行為の期待に学生たちの目はどれもギラギラと血走っている。その瞬間を見逃すまいと、まばたきをするのも惜しい。そんな一同を見まわしてから、達也は初美の双臀をねっとりと撫でまわし、不意にビシッとはたいた。

出典:~美母と群狼 息子の目の前で (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!