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すでに真珠は完璧に埋まり、肛門から飛びだしているのは黒い柄の部分のみである

鳴瀬夏巳

「抜いてっ。抜いてよっ。なにを入れたのっ。変態だわっ……あううっ……」
変態で結構だ、と心中静かに嘯き、奥寺は尻奥を抉りはじめた。奥寺の胸は躍った。このまま夜が明けるまで尻奥を抉ってやりたい。すでに真珠は完璧に埋まり、肛門から飛びだしているのは黒い柄の部分のみである。
理香の長い髪が揺れ、掠れ声がもれるたび、バイブを操る手は荒っぽいものへと変わっていく。小突くだけでなく、括約筋を支点としてグルグルと掻きまわす。掻きまわしては小突き、また掻きまわす。それからズボズボと抜き差しした。立てつづけの刺激に戸惑うように、美尻はヒクヒクとひくついている。
もう抜け落ちる心配はない。奥寺は満を持して電源をオンにした。美尻に耳を近づけると、ブーンッという蜂の羽音にも似た微音が聞こえてくる。

出典:~人妻【裏肉奴隷】 (フランス書院文庫)

著者: 鳴瀬夏巳

人妻【裏肉奴隷】 (フランス書院文庫)

白昼のスポーツクラブは、濃厚なフェロモンに満ちていた。コスチュームから溢れるヒップが眩しい人妻たち。熟れすぎた美臀が命取りになるとは、知る由もない。初めて、屈辱的な体位で嬲られる比佐子、珠実、理香……。哀れなはずなのに、快楽に溺れてしまう身体が呪わしい。五人の妻に隠された、「裏の顔」を露わにする悦び!