ゆっくり右手を持ちあげ、豊かなふくらみに重ねる。やわらかな女肉の質感が、指先を呑みこみそうになる。

（ホントに、触っていいんだね……）
ゆっくり右手を持ちあげ、豊かなふくらみに重ねる。やわらかな女肉の質感が、指先を呑みこみそうになる。バスルームでも触らせてもらったが、部屋の明かりを消したベッドの上で触れるのは、まったく違った緊張感を覚えた。
「んふ」
瑞穂は湿った艶っぽい吐息をもらすと、バスタオルを持ちあげる股間の肉竿に、そっと右手を重ねた。
鋭い快感が、股間に弾ける。祐司もまた熱い吐息をもらし、快感に眉根を寄せた。乳房に重ねた右手に力が入る。バスタオルの結び目が緩み、瑞穂の乳房が半分くらい覗き見える。
（ああっ、瑞穂さんのおっぱい、やっぱり綺麗だ……）
お風呂でたっぷり見つめ、赤ん坊のように吸いついた乳房だが、ベッドの上で見ると新鮮な興奮を呼び起こした。
祐司は覗き見えたふくらみの上部に指先を触れさせた。しっとりやわらかい女肉の感触が、指先を呑みこみそうになる。中指で円を描くように、乳房を優しく刺激する。
「んんっ、そうですよ、祐司さん。そんなふうに、優しく触ってください」
瑞穂は祐司のバスタオルの前をはだけさせ、反り返った男根を露わにする。勃起した肉棒を曝すのは、まだ恥ずかしかった。しかし、羞恥の思いが高まるほど、股間から衝きあがってくる欲情も昂ぶっていく。