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薄桃色のエプロン越しに重量感溢れる巨乳を鷲掴みにし、すくい上げて揉みしだく

庵乃音人

志摩子の尻をひとしきり蹂躙し終えた貴史は立ち上がり、年上の愛らしい女性の身体を背後から掻き抱いた。薄桃色のエプロン越しに重量感溢れる巨乳を鷲掴みにし、すくい上げて揉みしだく。Tシャツに膝丈のジャージを穿いていたが、股間はすでにテントを張ったように盛りあがっていた。
志摩子の乳房を揉み、剥き出しの秘部に股間を擦りつける。
「あはぁ、貴史さん……」
「いいんでしょ?志摩子さん、僕、こういうことしてもいいんでしょ?させてやってもいいと思うから、そんなかっこしてくれたんでしょ?そうですよね?」
女心も分からない鈍感男──夏海の言葉を思い出しながら聞いた。背後から覆い被さられた志摩子は流し台に手を突き、「貴史さん……」と色っぽい声で名前を呼ぶ。
敏感な局部に勃起を擦りつけられ、淫らな恥悦が募るのか。尻のくねりはいやがる動きから、せつない官能を持てあます動きに変わった。
「分かりますか?勃起しちゃった……志摩子さんの裸エプロンなんて見せられたら、男はみんな……おかしくなっちゃいます……」
うわずった声で言い、なおも乳房を揉んだ。エプロンの胸元を二つの乳勃起が内側から押し上げている。指でスリスリとエプロン越しに乳首を嬲った。
「あっ、いやっ……ふわあぁぁ……」
興奮した貴史はエプロンの布を中央に寄せ集め、二つの乳房を露わにさせた。胸の谷間にエプロンを挟ませ、今度は直接柔らかな乳肉を揉み、乳首を擦る。
「あん、あぁ、恥ずかしい……汗……汗かいちゃう……」
「気にしないで……僕も同じです……」
夜になり、いくぶん気温は下がったとはいえ、やはり夏の宵である。
台所には扇風機が回され、涼やかな風を送っていたが、卑猥なまぐわいのせいで互いに体熱が上がり、いやでも汗が噴き出してくる。
汗を掻き始めたせいで、女体から立ちのぼる芳香はさらに濃密なものになった。
子供のころ、両親に連れられて出かけた牧場で嗅いだ乳牛たちの酪農臭を彷彿とさせる乳臭い匂い。今日も、豊満な乳房はとろけるように柔らかかった。揉めば揉むほどじっとりと淫靡な汗を滲ませ、手のひらにベタベタした感触を覚える。
「お腹、空いてないの?あん、ご飯……食べさせてあげたい……」
執拗に乳房を揉まれ、乳首を擦られながらワレメに亀頭を擦りつけられ、志摩子も少しずつ妖しい高揚感にさいなまれ始めたらしい。
息が弾み、漏れ出す声にも艶めかしいエロスがじわじわと忍びだす。

出典:~魅惑の桃尻温泉郷 女子大生と恋の四角関係 (リアルドリーム文庫)

著者: 庵乃音人

「夏休みって何か予定ある?」密かに恋い慕う大学の先輩・祈里の誘いで訪れた山村。そこで青年は祈里の友人・志摩子の縁談を断るために偽りの婿候補として“お試し婚”をすることになる。祈里への恋心を抱えながらも縮まる志摩子との距離。さらに志摩子の妹も巻き込み、交錯する恋の行方は!?