健太の視線は、しっかりと、膝上のミニスカートとシンプルなサマーセーターを突き破るように突き出た肉乳の丸みに注がれていた

自らの問いかけに、由美は答えを出せずにいた。しかし、手は身勝手な意思を示すように動き、二人の間に横たわる、義理の母と息子の境界線のような浴室へのドアにかかった。開けると、思い切ってその場へと足を踏み出していた。
(健太ちゃん、恥ずかしそうに湯船の中で……)
だが、健太の視線は、しっかりと、膝上のミニスカートとシンプルなサマーセーターを突き破るように突き出た肉乳の丸みに注がれていた。
「健太ちゃん、あまり見ないで……。ママ、ちゃんと衣服を身に着けているのに、健太ちゃんに、こんなおばさんになった裸を見られているようで、恥ずかしい……」
「そんなことないよ、ママ……。ママは島で一番、美しいよ。おばさんだなんて、そんなに素敵なおばさん、どこにもいないよ……」
(本当かしら……。さっきは私のこと、無視しようとしていたようなのに……)
ママは島で一番美しい、と真摯な口調で言う健太に、由美はただ顔を微かに赤らめているだけだった。

出典:~熟女のやさしい筆おろし (フランス書院文庫)

著者: 小鳥遊葵

熟女のやさしい筆おろし

「じっとしてて……これは大人になる儀式だから」少年のズボンからたくましい肉茎を引き出す美熟女。絡まる指先、深々と呑み込む唇、顎を伝う雫……祭りの夜、年上の女が若者の筆おろしをする島の風習。教え導くはずが、性の愉悦に溺れていく35歳。留美子、咲枝、由美……海の女は淫らで美しい。