「ぅ、んっ、んぅんっ……あはああァァッ」
同じく背を震わせた美幸が、腕組みを解いて自ら左右の乳房を絞るように抱え持つ。ばさりと舞った黒髪が乳房に垂れ掛かり、彩りを添えた。
肉棒の動きに合わせて身を揺すり、美幸自らの手で双乳が捏ね合わされる。その喘ぎに合わせて滴る唾液を、浴びたそばから亀頭が悦び悶えた。
「くふ、っうぅああァ……ッ。私、どんどんエッチになってる……。賢太さんの前でだけ、どんどんっ……」
乳の谷間に垂れた自身の唾液を、双乳を捏ねる事で撹拌し、泡立ったその粘り気にまで耽溺する。淫蕩な媚態を晒す恋人のすがる目つきに、煽り立てられてますます男根の熱が増す。
「責任取って最後まで……絶対に、気持ちよくさせますからっ」
「最後まで一緒がいいのっ」
「はいっ！」
応えて、乳首を重点的に押し捏ねる。突くたびたわみ弾む乳丘に、また喘ぐ彼女の口からよだれが数滴垂れ落ちた。すぐさま亀頭で掠め取り、乳全体へと摺り広げる。
「濡れてテカって、今すぐむしゃぶり付きたいくらいっ、エロいよ美幸さんの胸っ」
粘りを絡め吸い付け合う肉幹と乳肌、亀頭と乳頭が、連動して振動する。狙いを変えるため離れようとすると、接地面で粘性の糸が引く。
咲きかけの蕾の如く、乳輪から頭を覗かせヒクつく乳頭を眺めているだけでも、白熱のマグマが互いのへそ奥に蓄積される。
出典：～ときめきアパート性活 愛しの管理人さんと魅惑の隣人たち (リアルドリーム文庫) ～
著者： 空蝉
ひとつ屋根の下 恋色の陽だまり ボロアパートに独り暮らしをする浪人生・賢太は、一癖も二癖もある隣人たちと深い仲になる。「初めてのおっぱいの感触はどう？ 柔らかい？」妖艶な美女・朱里に自信をつけさせてもらった賢太は思いを寄せる管理人の美幸とも心の距離を詰めていくが、なかなか一線を越えられずにいた。浪人生に春は来るのか!?日常に密着したエロス、リアルな舞台設定で送る官能小説レーベル！