「貴ちゃん、もう出ちゃう……?いいのよ、いっぱい出して……」
「志摩子……」
色っぽい声で志摩子が言った。たった二年の違いなのに、志摩子の女体はあのころよりさらに艶っぽく熟れ、妖しいフェロモンを放っていた。乳房もお尻も、いっそう柔らかさと豊満さを増し、柔和な笑顔には抗いがたい色香がある。
「射精して、貴史……でもそれで終わりだなんて言わせないからね……」
「あぁ、夏海……」
出典:~魅惑の桃尻温泉郷 女子大生と恋の四角関係 (リアルドリーム文庫) ~
著者: 庵乃音人
「夏休みって何か予定ある?」密かに恋い慕う大学の先輩・祈里の誘いで訪れた山村。そこで青年は祈里の友人・志摩子の縁談を断るために偽りの婿候補として“お試し婚”をすることになる。祈里への恋心を抱えながらも縮まる志摩子との距離。さらに志摩子の妹も巻き込み、交錯する恋の行方は!?