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艶やかで綺麗にカールした黒髪、大きくパッチリとした瞳と高く通った鼻筋、そして情熱を秘めたような形のよい唇……どこかハーフを思わせるような上品さにあふれた美女だった

結城彩雨

(なんていい脚してやがるんだ……どんな顔をしてるのか)
五郎は女の顔が見えるところまで、車の下で体をずらした。
そっと盗み見たとたん、五郎の目がまぶしいものでも見るように細くなった。
艶やかで綺麗にカールした黒髪、大きくパッチリとした瞳と高く通った鼻筋、そして情熱を秘めたような形のよい唇……どこかハーフを思わせるような上品さにあふれた美女だった。
なんと気品のある端整な顔立ちだろう。五郎はこれほどの美人を見たことはなかった。思わず生唾を呑み、金縛りにあったように動けなくなる。
そして、紺色のワンピースの上からも官能美あふれる豊かな肉づきがわかった。女の色香が匂ってくる。
(さ……最高にいい女だ……)

出典:~人妻肛虐調教週間 (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

どうして、こんなことに……なってしまったの……。淫鬼の奸計に堕ち、調教地獄に見舞われた夏子。夫にさえ晒したことのない菊門に浣腸の毒液を注入されながら、悲哀の翳りを頬に浮かべる姿は、あまりにも美しすぎた……。運命なのか? それにしても、何たる皮肉だろうか? 肉悦の中を彷徨う人妻は、肛虐奴隷として生きるしかない!