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朱唇は、今日もまた蕩けるように柔らかだ

庵乃音人

泣きじゃくる娘の口を、風のように奪った。再び奪うことのできた真帆の朱唇は、今日もまた蕩けるように柔らかだ。思わず知らず、鼻息が荒くなった。軽いキスだけで済ませるつもりが、身体の奥から沸々と、滾るほど熱くまがまがしいものが込み上げてくる。右へ左へと顔を振り、溜めこんでいた思いのすべてを込めて、熱烈な接吻をした。そんな啓太になおも鼻を啜りながら、真帆もまた、顔を上向けて求めに応える。思いきり口を押しつけすぎて、今日もまた歯と歯がぶつかった。落ち着け、落ち着けと思いはするものの、溢れだす激情は濁流さながらだ。

憧れの女子大生と艶めく旅情女子大生、バスガイド、若妻、OL、未亡人に囲まれて!憧れの先輩・真帆とバスツアーに参加した啓太は、旅先で艶やかな美女たちと肌を交わすことに。「こんなに硬くして。天国に連れていってあげるわね」肉茎を柔指でしごかれ、ヌメ光る舌に巻きつかれ――。清楚可憐な先輩にも思いの丈と肉欲をぶつけていく!日常に密着したエロス、リアルな舞台設定で送る官能小説レーベル第159弾!

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