く・唇(描写)

結城彩雨

艶やかで綺麗にカールした黒髪、大きくパッチリとした瞳と高く通った鼻筋、そして情熱を秘めたような形のよい唇……どこかハーフを思わせるような上品さにあふれた美女だった

(なんていい脚してやがるんだ……どんな顔をしてるのか)五郎は女の顔が見えるところまで、車の下で体をずらした。そっと盗み見たとたん、五郎の目がまぶしいものでも見るように細くなった。艶やかで綺麗にカールした黒髪、大きくパッチリとした瞳と高く通っ...
葉川慎司

義母はゆっくり唇をペニスに近づけると、ぎごちなくチュッと口づけした

義母のつぶらな瞳が、股間でそそり立った肉棒を見つめている。わずかに潤んだ眼差しは、夢を見ているようにとろんとしていた。家政婦にペニスを触ってもらうのとは、わけが違う。それは祐司が初めて経験する本物の背徳だった。「じゃあ、舐めてもらっていい?...
葉川慎司

ふふっ。いけない祐司さん。こんなに大きくなってますよ

「そうですよ。わたしを守ってくださいね」瑞穂は祐司の手を軽く握ると、その手を股間に伸ばしてきた。ズボンのファスナーを摘み、引き下ろしていく。ブリーフを持ちあげるように昂りがこぼれでた。「み、瑞穂さん……」「静かに」ブリーフの前を掻き分け、肉...
葉川慎司

やわらかいマシュマロのような唇の感触に、頭の中がぼんやりとなる

「じゃあ、質問します。大和王権が五世紀から六世紀にかけて作り上げた制度は?」「氏姓制度?」「正解。ご褒美です」瑞穂は両手を祐司の頬に添え、そっと唇を押しつけてくれた。やわらかいマシュマロのような唇の感触に、頭の中がぼんやりとなる。祐司は唇を...
葉川慎司

瑞穂の唇は、カスタードクリームのように甘くふわふわしている

「じゃあ、キスしてもらっていい?」両手を瑞穂の身体に回し、ぎゅっと抱きしめる。やわらかな女肉の感触が、腕や全身に伝わってきた。特に胸板に伝わってくる乳房のふくらみの感触は、少年の性感を溶かしてしまうほど心地いいものだった。「ふふっ。こんなこ...
空蝉

身長百六十六センチの肢体と、一個ずつが手に余るサイズの胸の膨らみ二つ。それらを覆うのが、ただの二枚。

遠慮の「え」の字も感じられない大股で五号室の戸を開け放ち、姿を見せたのは、妙齢の女性。金に染めたセミロングヘアを靡かせて歩み寄る彼女の頬や目元には、すでに酔いを示す火照りが差していた。元より垂れ目がちの眼がトロンと酔いにまどろむ様は、知った...
庵乃音人

すらりとした鼻筋。ピンク色をした肉厚の唇がわずかに開き、息をするたびに甘い息が漏れている。

美女の名は、敷島祈里。同じ大学に通う一学年上の女性で、入学と同時に入った弓道部の活動を通じて、すでに一年半近くのつきあいがあった。高級陶器みたいに色白ですべらかな祈里の顔が露わになるたびに、胸がときめく。キリッと凛々しい、古きよき時代の大和...
鳴瀬夏巳

身長が百六十五センチと高く、全体の肉づきはしっとりとした年齢なりの成熟を感じさせる

やや面長で、目はくっきりと大きい。その目に、細くて長い睫毛が上品な彩りを添えている。肉厚気味の朱唇が官能的だ。加えて鷲鼻気味であるせいか、彫りが深くてシャープな印象を与える。過度に派手派手しいわけではないが、映える顔立ちなのだ。身長が百六十...
北條拓人

ふっくら艶めく唇を半ば開かせながら、情感たっぷりにわななかせていた

「ひうううっ……ふ、深いいっ……奥まで届いてるうぅ」目元をつやつやのリンゴさながらに上気させ、可憐な上目遣いも一途に、俊輔をじっと見つめてくるのだ。それでいてアーモンド形のぱっちりした瞳は、潤み蕩けてほとんど焦点を失っている。ふっくら艶めく...
北條拓人

官能を匂わせる花弁のような唇が、ひとたびやわらかく微笑むと、殺人的なまでの可愛さだ

紅潮した頬が、コクリと頷いた。官能を匂わせる花弁のような唇が、ひとたびやわらかく微笑むと、殺人的なまでの可愛さだ。
北條拓人

ふわりとした唇は、まるでソフトクリームのようなやわらかさ。それでいてぷるんと瑞々しく反発してくる

もう一度、やさしくその名を囁き、朱唇を奪った。ふわりとした唇は、まるでソフトクリームのようなやわらかさ。それでいてぷるんと瑞々しく反発してくる。(ああ、天女さまと口づけしてる。なんてふわふわして甘い唇なんだ!)思えば、寧々と唇を重ねるのは、...
北條拓人

触れた瞬間に、すーっと溶けてなくなるのではと思われるほどの柔唇だ

重ね合わせた唇のふわっとした感触に、またしても全身にびりりと電流が走った。(うわああっ……やっぱ唇あまっ!しっとりふんわりやわらかいしっ)何度味わっても、飽きることのない朱唇。触れた瞬間に、すーっと溶けてなくなるのではと思われるほどの柔唇だ...
北條拓人

こうして見ると、寧々の唇は肉花びらのようで、あえかに開いて艶冶に微笑むと、口元のほくろとの相乗効果で、途方もなく官能的だった

アーモンド形の大きな瞳には、淫らな好奇心がありありと浮かんでいる。キラキラと妖しく煌めくのは、緩やかな発情に潤ませているからだ。昂奮に喉が渇くのか、しきりに朱唇を舌で湿している。こうして見ると、寧々の唇は肉花びらのようで、あえかに開いて艶冶...
北條拓人

薄い割にぷるるんとした朱唇に、同じ器官を重ねた途端、ばちんと電流が走り脳内で爆ぜた

間近に来た千夏の唇を求め、顔を寄せる。薄い割にぷるるんとした朱唇に、同じ器官を重ねた途端、ばちんと電流が走り脳内で爆ぜた。同様の現象が千夏にも起きたらしく、やわらかい両腕を首筋に回してきた。迎えに来たやわらかい花びらが、俊輔の口をやさしく覆...
北條拓人

その白い首筋などから清楚でありながらしっとりとした色気を漂わせている

切れ長の大きな瞳には、雪の結晶を集めたかのようなきらきらとした輝き。まっすぐな鼻梁に形の良い鼻腔。ぽってりとした官能味溢れる唇。どれ一つとっても大人の魅力に溢れている。後ろでまとめた髪をお団子にした髪型は、いかにも仕事のできる女性といった印...
巽飛呂彦

まだ肉棒を口に残したまま、見上げる彩菜

まだ肉棒を口に残したまま、見上げる彩菜。唾液に濡れた唇。ポォ、と酔ったように染まった肌が、驚くほど艶っぽい。
櫻木充

眠たげに垂れさがった二重瞼に飾られた大きな瞳

丸みを帯びた顔の輪郭に、眠たげに垂れさがった二重瞼に飾られた大きな瞳が一番のチャームポイントだろうか。鼻梁は整っているものの、眼鏡をかけるにも苦労しそうな低い鼻と、悪戯っぽく上唇が捲れたおちょぼ口には妙に愛嬌があり、婀娜めいた雰囲気すら感じ...
神瀬知巳

妖艶な色っぽさを醸す叔母の美貌を、佑二はゆれる瞳で見つめた

彩香は舌先を覗かせて、自身の下唇をちろっと舐めた。ツヤツヤに光った紅い唇は、弧を描いて笑みを作る。妖艶な色っぽさを醸す叔母の美貌を、佑二はゆれる瞳で見つめた。
神瀬知巳

そう言うと紅唇は、またちゅぷりと亀頭を含んだ

「手はおしゃぶりする女の頭の上に置くのよ。上手だったら撫でて褒めればいいし、もっと呑み込めっていうのなら、下へ押し込めばいいから」そう言うと紅唇は、またちゅぷりと亀頭を含んだ。「んぐっ、んふ」彩香は喉声を漏らして肉茎を吸い、棹腹を指で甘く扱...
宝生マナブ

唇で感じた柔らかさは、あまりにも気持ちよすぎたのだ

心を震わせながら、雅也は唇を女子大生の額に押し当てる。ちゅっ、という音をさせた瞬間、雅也の魂が蕩けた。唇で感じた柔らかさは、あまりにも気持ちよすぎたのだ。