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高級陶磁器のように白く清らかな肌は、野卑な兵士らを魅了していた

御堂乱

その隣で、オリヴィアはすでに息も絶え絶えの様子だ。
「あ、あァ……あぁあ……」
スベスベの腋下をさらしたまま、スレンダーな女体をワナワナと慄わせている。
高級陶磁器のように白く清らかな肌は、野卑な兵士らを魅了していた。数人が同時にまとわりついて、太腿、臍、背中、うなじ──文字どおり全身を隈なく舐めまわしていた。
「香水なのか?どこもかしこもいい匂いがするぜ」
「匂いもいいが感度もいい。ヘヘヘ、俺たちに舐められて痙攣してやがる」
「どんなアソコしてやがんのかなァ。早く下を脱がしてみたいぜ」
まさに美餌に群がるハイエナたち。貴族出身のオリヴィアには信じられない男たちの下品さである。

「全員、裸で壁際に並んで、尻をこっちに向けろ」夫の目の前で、餓えた獣たちの餌食になる令夫人。愛する娘をかばうため、兵士に強姦される人妻。収容所内で淫らな性的拷問にかけられる美母娘。縛られ、穢され、弄ばれ……無残に横たわる裸身。敗戦国を舞台に御堂乱が描く壮大なハードロマン!