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初美はなにか言おうとしたが、不意に達也にスイッチボードのスイッチを入れられ、膣のなかでバイブレーターが淫らに振動しはじめて、言葉にならなかった

結城彩雨

「そ、そんな……達也くん、あ、ああッ、あああ……」
初美はなにか言おうとしたが、不意に達也にスイッチボードのスイッチを入れられ、膣のなかでバイブレーターが淫らに振動しはじめて、言葉にならなかった。
Mの字に開いていた両脚を思わず閉じ合わせ、腰をよじってブルブルと激しくふるわせて初美は泣き声をあげた。
「あ、ああッ……あああ……」
「まずいな、発作かな……しっかりして、初美さん」
「あ、ああッ、あうう……」
達也はさんざん初美に泣き声をあげさせ、ベッドの上でのたうたせてから、ようやくスイッチを切った。
グッタリと初美の裸身がベッドに力を失って沈み、ハアハアと乳房や腹部を波打たせてあえぐ。白い肌がうっすらとピンクに上気して、じっとりと汗が光っていた。
そんな初美の顔を、直人がまた心配そうに覗きこむ。
「ママ、だいじょうぶ?」
「ああ……直人……」
不意にまたバイブレーターが淫らに振動をはじめて、初美の声は途中から泣き声になった。ひいひいのどを絞り、とてもじっとしていられずに腰がよじれてのたうつ。
「ママ、ママッ」
母親がまた発作を起こしたと、直人までが泣きださんばかりになる。
そこで達也はスイッチを切った。

出典:~美母と群狼 息子の目の前で (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!