空蝉

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柔らかくて、良い穴だ

(柔らかくて、良い穴だ) ほくそ笑んでは腸肉を舐め穿る。掻き出された端から腸液を啜る卑しい吸引音が腸内に響き渡り、揺さぶられた粘膜がまた喜悦に窄まり、汁を垂らす。
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じっくり、時間をかけて男の舌が腸内に埋まりゆく

まぶした唾を潤滑油に、じっくり、時間をかけて男の舌が腸内に埋まりゆく。潜り込むなり舌の先端が入口付近の粘膜を舐めしゃぶり、形容し難い煩悶に見舞われた。堪らず吐き連ねた甲高い喘ぎが個室内に反響し、切ない衝動と共に女芯を脅かす。
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熱吐息が尻に吹きかけられ、怯えて弾んだところに、男の汗ばんだ手のぬめりが染みる

(さぁ、たっぷり舐り回してやるぞ……) 熱吐息が尻に吹きかけられ、怯えて弾んだところに、男の汗ばんだ手のぬめりが染みる。囁かれた言葉は聞き取れなかったが、気配で察せられた。尻の谷間のすぐ間近に、堂本の顔が迫ってきている──。
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ヒクリ、ヒクヒク。物欲しげに呻く肛穴を視界に捉えたのだろう

(だ、駄目っ……ヒクヒク、しないで……!) 主の請願を蹴ってヒクリ、ヒクヒク。物欲しげに呻く肛穴を視界に捉えたのだろう。背後の牡の鼻息と熱気が荒ぶった。
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剥き出しの菊門も、引っ張られて横に伸びた状態でヒクつきっ放し

緊縮して閉じたがる女将の尻肉を、力込めた堂本の指が固定し、揉み捏ねる。剥き出しの菊門も、引っ張られて横に伸びた状態でヒクつきっ放し。恥辱と喜悦の狭間で揺れる喘ぎだけは、すんでのところで喉元に押し込める事ができた。
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掴まれた肉が左右に割れ広がり、尻の谷間が暴かれ

掴まれた肉が左右に割れ広がり、尻の谷間が暴かれる。獣性溢れる牡の眼光のすぐ先で、露わとなった窄まりが怯え縮こまっていた。個室内にこもる熱と、牡の手指の熱に煽られて、小さな窄まりはヒクヒクと収縮を繰り返す。
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男の眼前に焦れ悶える尻を晒したまま、恥を忍び想いの丈をぶちまけた

どうせペニスを突き入れるなら、こんな真似をせずにさっさと済ませて──。当初の約束通り律儀に、男の眼前に焦れ悶える尻を晒したまま、恥を忍び想いの丈をぶちまけた──つもりだった。
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割れ目を直接堂本の指に捏ねられて、火照りの増した尻肉が縦に跳ねた

抗議しかけた真弓の唇から、ふやけた声が吐き漏らされた。膝下まで下ろされ裏返しとなったショーツの上に、蜜液が滴となって降り注ぐ。汁の出元である割れ目を直接堂本の指に捏ねられて、火照りの増した尻肉が縦に跳ねた。
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思い詰めた真弓の肛門が、怖じて窄まる

ごつい指先がショーツ越しの尻谷に摺りついた。まるでその奥に息づく穴を早く見せろと言われているようだ。思い詰めた真弓の肛門が、怖じて窄まる。
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頬染め、俯きがちに白い巨尻を震わせていた

トイレの戸を開けたままで見せながらひりだせと命じると、頬染め、俯きがちに白い巨尻を震わせていた。羞恥を湛えながらも従順に従って痴態を披露する若女将の様は、楚々とした普段を知っているだけに興奮もひとしお。思い出すだけで、堂本の肉の棒に血液が集...
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だらしなく伸びた鼻下に、引き攣り気味に息吸う開きっ放しの口腔

轟く嬌声が、真弓の耳朶をつんざく。先に男根を突き立てられたのは、正直に声に出して懇願したナミの膣穴だった。 「はひっ、ひっ、イィ……ぶっ込まれただけで、イッちゃ……ったぁぁ……」 だらしなく伸びた鼻下に、引き攣り気味に息吸う開きっ放しの口腔...
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男の肛門を指で、股肉を腕で愛でるナミが、媚びたその口で玉袋を食み、啜る

「オジさまぁ。はや、くぅんっ」 男の肛門を指で、股肉を腕で愛でるナミが、媚びたその口で玉袋を食み、啜る。 「揃いも揃って、イヤらしい面だっ」 喜色満面吠えた堂本の肉棒が、ひと際雄々しく、切迫した鼓動を響かせた。
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啜る際の鼻下が伸びた顔

啜る際の鼻下が伸びた顔を眺めるのが、堂本は堪らなく好きだ。蓄積された経験則に基づいて媚を売り、歯に唇を被せて甘噛みする素振りも披露する。頭に手を置かれ、子をあやすように撫でられると、不本意ながら女将の心が弾む。蓄積する温みがそのまま舌の熱烈...
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細身に白水着もなかなか。この、すっかり尖って浮き立つ乳首に

「ふむ。細身に白水着もなかなか。この、すっかり尖って浮き立つ乳首に」 「やんっ」「もう濡れ透けている下の、ここ──」 「ンン、もぉ。陰毛引っ張り出すとかぁ。あたしより絶対そっちのおばさんの方が濃いってぇぇ」
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二本に増えた太い指に穿り返されるその都度、喜悦の締め付けでもてなしてしまう変態肛門

絶頂間近の男根が響かせる、切羽詰まった脈動。同じく絶頂の予感に悦び咽んで引き絞られた女性器の胎動。さらには、二本に増えた太い指に穿り返されるその都度、喜悦の締め付けでもてなしてしまう変態肛門。三つのリズムがピタリと重なる絶好のタイミングで、...
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湯に浸かる男根を、男の手に導かれるがまま女将の手指が握り、やんわり揉む

剥き出しの状態で湯に浸かる男根を、男の手に導かれるがまま女将の手指が握り、やんわり揉む。熱くて硬い芯を備えながら、弾力的な肉にも覆われた砲身。つい先程まで排泄穴を穿って泣かせていた、肉の槍。この切っ先に幾度も泣かされ、セックスの味を仕込まれ...
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捏ねられた真弓の尻肉はうねり、膣の深部に切々として快楽の痺れを奔らせた

劣情に任せての罪が暴き立てられるその都度、捏ねられた真弓の尻肉はうねり、膣の深部に切々として快楽の痺れを奔らせた。 「違う……真弓は、そんな女じゃ……ない……違う、よな?真弓ぃっ」 イヤらしく問うてくる間男と、すがるように問う夫。どちらが真...
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弛緩した女将の菊門が半刻前に注がれた種汁をひり漏らす

弛緩した女将の菊門が半刻前に注がれた種汁をひり漏らす。ブビブビと浅ましい音を響かせての排出を見届けて、ナミが嘲った。妻の隣で顔伏せる夫の表情は窺えない。最後には四つん這いの姿勢で背後からナミの手でペニスを扱かれて、小さく呻くばかりだった夫。...
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堂本の背後にしゃがみ、彼の尻穴を舌で穿る奉仕に明け暮れる

肩にかけた襦袢一枚、他に足袋のみ身に着けた姿で、負けじと火照り荒ぶる息を吐く。焦れて揺らめく真弓の巨尻に、否定しようのない期待が滲んでいた。若桜家の寝室に敷いた布団の上に膝立ちする男──堂本の背後にしゃがみ、彼の尻穴を舌で穿る奉仕に明け暮れ...
空蝉

ガチガチに強張る肉の棒を誇らしげに掲げ、潤む女の股座に堂本が迫る

選んだのは、正常位。襦袢を剥いで晒した白い背を、敷布団に預け。両手を前に差し出して、牡の到来をねだった。股はまだ閉じたまま。もじつき揺らいで、飽く事なく女陰を擦り愛でる。ガチガチに強張る肉の棒を誇らしげに掲げ、潤む女の股座に堂本が迫る。毎晩...