突然背筋にぶるぶると悪寒が走り、慎吾は顎を天に向かって突き上げた。
「め、恵美さん!ぼ、僕、もう……!!」
「イキたいの!?いいわよ、たっぷり出して!!慎吾君のいやらしいとこ、全部見ててあげるから!」
恵美は双乳に添えていた手に力を込め、渾身の力でスライドさせた。
青空の下、グチュ、グチュプンという濁音が高らかに響き渡り、怒張がいっそうの膨張を始める。
なんという快感、なんという悦楽なのだろう──。
筋肉も骨も、脳の中まで蕩けそうな恍惚感。慎吾は心の中で歓喜の雄叫びをあげながら、全身を激しくくねらせた。
太股の上の恵美の身体が、その反動で小刻みに左右に揺れる。まさに悶え狂うという表現がぴったりの乱れようだ。
恵美の大きな瞳が、慎吾の顔を射抜くように見据える。視線が一瞬絡まったその刹那、奥底から凄まじい快楽が込み上げてきた。
下半身には暴風雨が吹き荒れ、波頭を従えながら、痴愛の大波が絶え間なく打ち寄せてくる。防波堤を打つ波が、白い泡繁吹きとなって弾け飛ぶ。
出典:~あぶない誘惑ビーチ ビキニ女子大生の童貞指南 (リアルドリーム文庫)~
著者: 早瀬 真人
「もう少し我慢したらいっぱい射精させてあげるからね」 海の家のアルバイト中に、水着姿も艶めかしい女子大生コンビ・亜紀、恵美と知り合いになった慎吾。誘惑されるままに筆下ろしをしてもらう約束をするが二人の友達が中学時代に憧れていた家庭教師のお姉さんで!?ちょっとMっ気のある少年の蕩ける初体験のお相手は――。