「あああ、そんなの、恥ずかしいよ」
「そのためにわたしがいるって思ってみてください。わたし、どんなことでもしてあげますから」
「こんなことを……いつでも?」
「そうです。こんなことでも」
瑞穂は右手だけではなく、左手もペニスに巻きつけてきた。背中に、むにゅっとした乳房のやわらかさが伝わってくる。陶酔するほどの快感が、全身に充ちていく。
「あああ、いいっ!イッちゃいそうだ」
「遠慮しなくていいですよ」
瑞穂は左手でペニスの皮を引っ張り下げ、露わになった肉棒先端の粘膜の部分に、右手の三本指をかぶせてくる。手首を回すように動かし、指先をローリングするように刺激されると、もはや祐司の我慢は限界だった。
「あああ、ほんとに……ほんとにイクよ」
「いいですよ」
反り返った肉竿を、素早く擦る。尿道が焦げついたようになり、睾丸がきゅっと引き締まった感じになる。
「くあぁ……ああっ!」
びくっと体が引きつり、次の瞬間、下半身から稲妻のような快感が突きあがってきた。体の中心が熱くなり、奔流のような愉悦がペニスを貫いていく。
ドピュッと濃厚な白濁が下腹部にかかり、勢いよく肉棒の先端から迸っていく。
瑞穂は精液が指先を汚すのもかまわず、五本の指でそっと肉棒を包みこんでくれた。しかも、脈動する男根を優しく擦ってくれている。甘い陶酔が、絶頂に痺れる全身を呑みこんでいく。
祐司は肉棒の脈動に合わせ、全身を引きつらせながら、瑞穂の身体に背中を預けた。乳房のやわらかさが、背中に心地よくまとわりついてくる。
「すごく、たくさんでましたね」
最後の一滴まで搾りだそうとするように、瑞穂は絶頂の余韻に痺れる肉竿を揉みしごいてくれた。彼女の細い指に、ねっとりした精液がこびりついているのを見ると、すごく悪いことをしてしまったような気分になった。
「ごめん。こんなに……」
「どうして謝るんですか。女はたくさんだしてもらったほうが、嬉しいんですよ」
「そんなもの?」
「そんなものです」
最後に一度、牛の乳を搾るようにペニスをしごきあげると、瑞穂は指を離した。背中から、彼女の心地いい感触が消える。
瑞穂はシャワーで指を洗い流し、立ち上がった。祐司はずっと背中を向けていたが、なんとなく気配で、なにをしているのかはわかった。
「じゃあまた、甘える練習がしたくなったらいつでも言ってください。でも、あくまで、奥様に甘えるための練習ですよ」
釘を刺すように言って、瑞穂はバスルームをあとにした。祐司は最後に一瞬だけ振り返り、瑞穂の後ろ姿を瞼の裏に焼きつける。
瑞穂は上半身はブラトップ、下半身はパンティだけという出で立ちだった。
ほぼ下着姿という出で立ちで、ペニスをしごいてくれていたのだ。思い返すと、達したばかりの肉棒が、ふたたびむくむくとふくらみはじめる。
出典:~僕の家に来た美しすぎる家政婦 (フランス書院文庫)~
著者: 葉川慎司
掃除中にのぞける白い太腿、36歳の悩ましい腰まわり……エプロンでは隠しきれないむっちり女体の家政婦・瑞穂。まさか彼女が、僕の初体験相手になってくれるなんて!濃厚キッス、お掃除フェラに、ご奉仕バスルーム……「してほしいことがあったら何でも言ってくださいね」どんな淫らな願いも叶えてくれる最高すぎる家政婦!