日頃元気を与えてくれる美幸の唇が、ペニスを頬張るなり、窄まり吸いついてくる。幹も雁も裏筋も、余す所なく、唾液を絡めた舌が舐り愛でてくれた。
(なんて妄想してるんだ、俺っ……ああ、でも、無心に吸いつく美幸さんの顔、っ。滅茶苦茶エロくて……大好きだァッ!)
清らかなものを穢す後ろめたさが背徳的な恍惚を呼び込み、肉棒にギチギチと詰め込まれた末に、今や雁首にまで迫ったマグマを一層押し上げた。
愛しげに竿を舐り、玉を揉む美幸の、トロンと惚けた上目遣い。吸いつく事で卑猥に歪んだ唇。見下ろす形で眺めると余計に谷間の深さが際立つ、摩擦のたびに形を変える双柔乳。どれも、愛おしさと情動をこれでもかと刺激する。
「ッッ、うぅぅっ!」
強く亀頭を吸われると同時に、美幸のパイズリが速度を上げ、ブラのフリルが派手に揺らぎ、摩擦部で泡立つ汁が酷く卑猥な音を上げた。その汁を接着剤に、すでにない隙間を詰めるように双乳が吸着し、その上で美幸の双手が乳房ごと肉棒を捏ね回す。パンパンとぶつけられるたびに弾み上がって汗散らす乳丘を、愛しくも切ない眼で見つめて、肉の棒を突き上げる。
摩擦と圧迫。唇の吸引。視覚と聴覚、嗅覚による興奮。六重の愛撫を浴びた肉棒が歓喜を吠え立てるように、ひと際強い鼓動を響かせた。
(あああぁぁ!)
夢精してしまう──。布団を汚す事への危惧も、怒涛の勢いで押し寄せる射精欲求には抗えなかった。
「美幸、さんッッ……!」
感極まって名を呼んだ瞬間、パヂュッと音立てて乳房が叩きつけられ、跳ね弾んだ。強かに擦れた亀頭から甘い痺れが広がり、ギュウッと抱き付き圧を強めた双乳肉の狭間で、搾り出されるようにして白濁のマグマが迸る。
「んうっ!ふぁ、あぁ、っ、賢太さんの全部、全部胸に……出してぇぇっ」
さらに乳肉が捏ね繰って、勢い増した白濁汁が谷間に注ぐ。
一滴もこぼすまいと必死に締め付けた双乳の求めに応える形で、吐精の勢いは衰えず。
「うぁっ!あぁ、はぐうぅぅっ、美幸さんっ、美幸さっ、んんッッ」
名を呼ぶたびに愛しげに摺り付く乳の谷間に、見る見るうちに白濁のプールが誕生した。そのヌルつきに滑って谷間から顔を出した亀頭が、なおとどまらぬ恍惚のマグマを噴き漏らし、弾け散ったそれが恋人の鼻筋を直撃した。亀頭が飛び出た際谷間よりこぼれた粘汁は、ミントカラーのブラに垂れ流れ、斑に染める。
出典:~ときめきアパート性活 愛しの管理人さんと魅惑の隣人たち (リアルドリーム文庫) ~
著者: 空蝉
ひとつ屋根の下 恋色の陽だまり ボロアパートに独り暮らしをする浪人生・賢太は、一癖も二癖もある隣人たちと深い仲になる。「初めてのおっぱいの感触はどう? 柔らかい?」妖艶な美女・朱里に自信をつけさせてもらった賢太は思いを寄せる管理人の美幸とも心の距離を詰めていくが、なかなか一線を越えられずにいた。浪人生に春は来るのか!?日常に密着したエロス、リアルな舞台設定で送る官能小説レーベル!