(うぁ、あ!じ、焦らすみたいにチロチロっ、やばい、あぁっ……溜まってるから、思い切り出ちゃう。このまま、っ。美幸さんの胸に全部っ……全部ぅ!)
挟みつけてくる乳圧は、乳の輪郭がひしゃげるほど強いはずなのに、柔い弾力が緩衝材となり、喜悦ばかり蓄積される。
いつもと違って擦り付く勃起乳首の触感がないのが残念だが、より窮屈に狭まった乳谷間をムリムリ割り裂きながら突き抜ける恍惚と優越感。ブラの内に染み出た汗が醸す茹だるほどの熱量が、肉の幹を滾らせてやまない。
何より嬉しげに乳房をたわませる恋人に報いたい一心で、男根を突いては引いて、また突き貫く。
飛び出て熱の喪失に怯え悶えた亀頭を舐られ、一層の喜悦の疼きに引き込まれる。
「いつでも、出していいですから……」
夢か現うつつか。明瞭に響く蕩け声が、駄目押しとばかりに賢太の股間をくすぐった。
(出します。俺、大好きな美幸さんのおっぱいに思い切りッッ)
迫り出す射精感に釣られて腰が浮き、男根が目一杯に押し上げられる。再度乳の谷間から飛び出た亀頭が温かなぬかるみに呑み包まれた数瞬後。眠りの中でも峻烈な恍惚の疼きが、賢太の腰の奥から亀頭目掛け駆け上がっていった。
出典:~ときめきアパート性活 愛しの管理人さんと魅惑の隣人たち (リアルドリーム文庫) ~
著者: 空蝉
ひとつ屋根の下 恋色の陽だまり ボロアパートに独り暮らしをする浪人生・賢太は、一癖も二癖もある隣人たちと深い仲になる。「初めてのおっぱいの感触はどう? 柔らかい?」妖艶な美女・朱里に自信をつけさせてもらった賢太は思いを寄せる管理人の美幸とも心の距離を詰めていくが、なかなか一線を越えられずにいた。浪人生に春は来るのか!?日常に密着したエロス、リアルな舞台設定で送る官能小説レーベル!