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気づけば祐介が着物の隙間から手を入れ、襦袢越しに裕恵の重量感たっぷりの乳房を揉んでいた

但馬庸太

人の性交に、口の中が渇く。汗が浮いて、妖しい熱気にあてられる。
「女将もしたくなってきたんじゃないですか?」
「なにをバカな……あぁっ、なにをしてるの」
気づけば祐介が着物の隙間から手を入れ、襦袢越しに裕恵の重量感たっぷりの乳房を揉んでいた。先端の尖りをすぐに当てられ、強く摘まれる。
「や、やめて。あ、いやっ」
祐介の腕を掴んだ手を逆に掴まれた。引き剥がされた右手は、いつの間にか露出していた祐介のペニスに触れさせられる。
隆々と漲った剛塔に悲鳴を零し、裕恵は頬を引き攣らせた。
「ただ見てるだけってのもつまらんでしょう。私たちも……」
「やだっ!離して、いやぁあっ!」
裕恵は眼前の男たちにも負けない太肉に恐怖した。渾身の力を振り絞って祐介の手を振り払い、両手で胸を押して突き飛ばした。

「女将さん、この旅館、お酌は裸でするんですよね?」下卑た眼差しで、和服の胸元に手を差しこむ中年男。屈辱に顔を歪め、艶れた乳房をもてあそばれる裕恵。乗っとられた旅館で奴隷勤務を強いられる女たち。布団部屋でフェラ奉仕し、露天風呂でソープ接待……秘密に気づいた客の令夫人までが悪魔の餌食に!