四十歳。出産も経験している貴和子の裸身は、やはりふっくらと脂肪や肉をまとわりつかせている。
全体に、丸みを帯びたフォルム。こうして屈み込むと、乳首が下を向くほど垂れ落ちたHカップ乳房。シワを刻み込む下腹。
裸身を上下させるたびにそれらが揺れ、たわみ、震える。
だがそれがいい。加齢による「ゆるさ」や「隙」が、なんだかすごく安心できる。すべてをそこに吐き出してしまいたくなる。受け止めてほしくなる。
出典:~人妻温泉(フランス書院文庫)~
著者: 巽飛呂彦
「自分から誘ってくるような人妻はお嫌い?」脱いだ浴衣の下に現れる貴和子の熟れきった女体。白いうなじから漂う色香、細腰から双臀に連なる曲線。腹を着れば貞淑な一児の母も湯船では淫らな美獣に!アルバイト先で少年が体験する極楽の年上温泉郷。27歳、35歳、40歳…「堕とし頃」の人妻たち。