「うふっ、あなたって、わりと素敵ね。その口が堅いところ、好きよ」
「あっ、な、何、するんだよ」
いきなり股間に触られて、うろたえた。香蓮の目が艶めかしくなっていた。
「何、こんなに勃起させて、怒っているのよ。バカ、みたい……」
その指摘に反論できなかった。助手席からずっと、香蓮の胸と、ブレーキやアクセルを踏むたびに動く、ミニスカートから露出している太ももに目を奪われていた。足が動くたびに太ももが露わになり、健太の目を惹いて放さなかった。
「ねぇ、健太、あなた、あたしに興味ある?あるわよね。ずっとあたしのおっぱいや太ももを見て、おちん×ん、ぱんぱんに勃起させているんだもの……」
満足そうに微笑む香蓮の横顔が神々しい。
「なんか凄く刺激的ね……。もしあたしたちがセックスすると、あなたは、血は繋がっていなくても母子を、ママとあたしの二人を味わえて、あたしはママが家にまで呼ぶほどにお気に入りのあなたをママと共有できるんだもの……」
著者: 小鳥遊葵
「じっとしてて……これは大人になる儀式だから」少年のズボンからたくましい肉茎を引き出す美熟女。絡まる指先、深々と呑み込む唇、顎を伝う雫……祭りの夜、年上の女が若者の筆おろしをする島の風習。教え導くはずが、性の愉悦に溺れていく35歳。留美子、咲枝、由美……海の女は淫らで美しい。