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仕事帰りの隙のないスーツ姿だが、白いブラウスの胸元はボタンひとつ多く開けてあった

葉川慎司

祐司の視線が胸元に落ちる。
仕事帰りの隙のないスーツ姿だが、白いブラウスの胸元はボタンひとつ多く開けてあった。祐司の位置からなら、赤いブラジャーのカップが見えているだろう。
しかも今日は、カップがワンサイズ大きなものを身につけている。
(少し身を屈めたら、乳首が見えてしまうかもしれない……)
なんてはしたないことをしようとしているのだろうと、自分でも思う。左手は、祐司の太腿の付け根近くに置かれている。少しずらせば、小指が敏感なふくらみに触れてしまいそうだった。
(私、なにをしているの……)
瑞穂への対抗意識だとすると、明らかにやりすぎだと思う。祐司だって困っているし、こんなことしたところでなんの意味もない。

出典:~僕の家に来た美しすぎる家政婦 (フランス書院文庫)

著者: 葉川慎司

掃除中にのぞける白い太腿、36歳の悩ましい腰まわり……エプロンでは隠しきれないむっちり女体の家政婦・瑞穂。まさか彼女が、僕の初体験相手になってくれるなんて!濃厚キッス、お掃除フェラに、ご奉仕バスルーム……「してほしいことがあったら何でも言ってくださいね」どんな淫らな願いも叶えてくれる最高すぎる家政婦!