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手を背中へまわしてブラジャーのホックをはずし、乳房を覆い隠すようにしてブラジャーを取った

結城彩雨

もう言われるままに裸になって、一刻も早く示談を成立させ、我が子を取りかえすしかない。
手を背中へまわしてブラジャーのホックをはずし、乳房を覆い隠すようにしてブラジャーを取った。首筋まで真っ赤になって、両脚をガクガクふるわせる。
涙を溢れさせてふるえる夏子の姿は、なんともいえぬ甘美な哀しさと羞恥、そして屈辱感が漂い、それがしっとりとした女の情感となって男たちを魅了した。
「ああ……」
泣き声が夏子の口からこぼれた。
夏子は右手で乳房をヒシッと覆い隠し、前かがみになって片膝をくの字に曲げて、左手でパンティをズリさげていく。
「そんなんじゃ見えねえぜ。まっすぐ立って手をどけて、裸を見せながらパンティを脱いでいくんだ」
「そんな……裸になるだけの約束だわ……」
夏子は乳房と股間を手で必死に覆い隠し、その場にしゃがみこんでしまった。足首のところにパンティをからませたままだ。
「仕方ねえな、手伝ってやるぜ」
腰をあげた冷二はすばやく夏子に近づくと、乳房と股間を覆っている手を有無を言わさず背中へ捻じあげた。

出典:~人妻肛虐調教週間 (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

どうして、こんなことに……なってしまったの……。淫鬼の奸計に堕ち、調教地獄に見舞われた夏子。夫にさえ晒したことのない菊門に浣腸の毒液を注入されながら、悲哀の翳りを頬に浮かべる姿は、あまりにも美しすぎた……。運命なのか? それにしても、何たる皮肉だろうか? 肉悦の中を彷徨う人妻は、肛虐奴隷として生きるしかない!