「さ、泳ぎましょう」
優香がプールに飛び込み、人魚のように軽く平泳ぎを見せたあと、微笑を湛えながら手招きをしてくる。
仕方なく、慎吾は股間を両手で覆いながら後へと続いた。
「あの、僕……泳げないんですけど」
「え?そうだったの?いいわ、私が教えてあげる」
目の前に差し出された優香の手を、慎吾は躊躇いながらもそっと握りしめる。
「そのまま水に顔をつけて、足をバタバタさせてごらんなさい」
(は、恥ずかしいなぁ。まるで幼稚園児みたいだ)
自分の情けなさに自己嫌悪を覚えながらも、慎吾は目を閉じた状態で水面に顔をつけ、足を交互に動かしながら水を蹴った。
出典:~あぶない誘惑ビーチ ビキニ女子大生の童貞指南 (リアルドリーム文庫)~
著者: 早瀬 真人
「もう少し我慢したらいっぱい射精させてあげるからね」 海の家のアルバイト中に、水着姿も艶めかしい女子大生コンビ・亜紀、恵美と知り合いになった慎吾。誘惑されるままに筆下ろしをしてもらう約束をするが二人の友達が中学時代に憧れていた家庭教師のお姉さんで!?ちょっとMっ気のある少年の蕩ける初体験のお相手は――。